秋の夜長に就寝前のスマホ時間が増え、肌の不調を感じる人が増加しています。アイシークリニックを運営する医療法人社団鉄結会は、全国の20〜50代男女300名を対象にインターネット調査を実施し、就寝前1時間以上スマホを使用する人の67.3%が肌不調を実感していると報告しました。30分未満の人は28.4%で、約2.4倍の差となりました。就寝前のスマホ利用が長い層では、睡眠の質が悪いと感じる割合が71.5%、平均睡眠時間は5.8時間で、短時間かつ質の低い睡眠が肌状態の悪化と関連していました。症状は「くすみ」「乾燥」「ニキビ」が多く、朝のくすみ実感は1時間以上利用層で58.2%に達しました。秋になってスマホ時間が増えた人は58.7%で、そのうち72.1%が肌の調子悪化を感じる結果でした。
皮膚科医の髙桑康太医師は、悪影響の主因はブルーライトそのものではなく、メラトニン分泌抑制による入眠遅延や中途覚醒の増加など、睡眠の質低下にあると説明しています。スマートフォンのブルーライト量は太陽光より微量である一方、就寝前の強い光刺激は睡眠を阻害し、ターンオーバーや成長ホルモン分泌の低下を招くと指摘しました。調査では、ブルーライトが肌に影響すると考える人が73.7%と多数でしたが、肌への実害は睡眠経路を介した影響が中心であることが示唆されます。半数超の54.7%が現在の肌調子に不満を抱いており、季節要因に生活習慣の乱れが重なりやすい実態が浮き彫りになりました。
実務上の対策として、就寝1時間前のデジタルデトックスタイムの設定が推奨されます。やむを得ず使用する場合は、ナイトモードの活用と画面輝度を下げる工夫が有効です。睡眠時間を確保し、入眠までの時間や中途覚醒の有無、起床時の爽快感など睡眠の質の指標を見直すことが、くすみや乾燥の緩和につながります。秋は湿度低下でバリア機能が揺らぎやすいため、保湿ケアの強化も合わせて行うとよいでしょう。肌不調が長引く場合は、医療法人社団鉄結会の各院を含む医療機関で相談する選択肢があります。
詳しくは医療法人社団鉄結会の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















