大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアは、首都圏在住の20〜60代1,000名を対象に中古マンションの価値観と購入行動を調査しました。直近2年以内の購入者では、53.2%がリフォーム・リノベーション済み物件を選択しています。物件選びで重視されたのは、物件価格が最多で、次いで交通利便性、資産性、生活利便性、自分たちらしい暮らし、広さ・間取りが続きました。価格や日常の利便に加え、売却や賃貸のしやすさといった資産視点も判断材料となっています。世帯年収が上がるほど重視点は価格から資産性や管理状態へシフトし、年収3,000万円以上では管理状態・共用部の状態が上位に入りました。
市場高騰や金利上昇の局面での姿勢にも差が見られ、全体では慎重・保守的が40.6%、積極的・早めに動くが28.5%、変化なしが30.8%でした。一方、年収2,000万円以上では積極的・早めが最多となり、待つより今と判断する傾向が示されています。見直し項目では、特にしていないが最多で、次いで情報収集範囲や予算、広さ・間取り、希望エリアの見直しが続き、20代は広さ・エリア、30代は情報収集・広さ、40代は情報収集・予算、50・60代は見直しなしが上位でした。情報収集手段は不動産ポータルに次いで、不動産会社相談や販売会社のHP、室内見学、SNS・動画、Webメディア、口コミが利用されています。
住宅ローンでは、利用者・利用予定者が53.8%で、そのうちペアローンは20.8%、20代では30.2%と高い傾向でした。借入期間は21〜35年が最多で、36〜50年の超長期も16.9%存在します。金利タイプの見直しでは、検討者は変動から固定への変更が最多、購入者は低い変動金利への借り換えが最多と、段階で判断が分かれました。子どもあり共働きは固定志向、子どもなし共働きは変動志向が目立ちます。リノベ済み物件の魅力は内装・設計がコアで、購入決定要因では即入居や好立地が価格の割安感より優先される傾向が見られました。
購入後の後悔は「特に後悔はない」が最多で、次いで広さ・間取り、交通利便性、生活利便性、管理状態・共用部が続きました。購入時に最重視された物件価格は後悔要因では下位に下がり、逆に管理状態・共用部は重視度より後悔度が上昇しています。入居後の生活動線や家具配置、建物管理まで含めた日々の暮らしを具体的に描ける情報提供の重要性が裏づけられます。コスモスイニシアは、暮らしをイメージしやすい設計や管理情報の開示を進め、納得感ある住まい選びを支援しています。調査は2026年8月31日から9月4日、インターネットで実施され、有効回答は1,000名です。
詳しくは「大和ハウス工業株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















