中小システム開発企業のITエンジニア採用で、3.5ヶ月に473件の応募を得た運用データが示されました。富山と東京の2拠点で事業を行う株式会社Shakeが、HRShakerの支援で得た実測として公表しています。IndeedやAirワーク採用管理を用い、広告費の増額ではなく求人原稿の量産と媒体内の上位表示を狙う運用で成果を出しました。対象は採用支援107社のうちIT・システム開発企業で、期間は2025年5月から2026年8月です。応募数はWeb経由のみを計上し、実例企業の特定を避けるため業種と地域のみ開示としています。
不信を崩す公開情報とタイトル設計
採用の障壁は待遇ではなく不信であり、単価の不透明さや中抜きへの懸念が中心とされています。成果を出した企業は、通常は外に出さない還元率や単価などの数字を開示し、検証可能な情報で応えました。還元率80%以上や単価と給与が見える環境を明示したケースでは、抽象的な表現を避けることで応募が伸びました。インフラやセキュリティ企業は、案件選択制を求人タイトルで宣言し、EUサイバーレジリエンス法対応といった希少な経験価値を打ち出しています。制度や経験価値をタイトルで前置きする設計が、クリック前の離脱を抑える要因になりました。こうした設計は、経験者が最初に確認する論点に直結しています。
職種語×勤務地の面展開と再現手順
本文テンプレートを固定し、PMやPMO、Webシステム開発、運用保守、基盤構築などの職種語と勤務地の掛け算で求人を120から506本に展開しました。職種語そのものをタイトルに置くことで媒体内検索の一致率を高め、露出を面で確保しています。全体実測では運用保守の1求人で143応募、クリック率13.6%の例も確認されています。実務の手順としては、まず公開できる数字を一つ選び求人に明示すること、年収は下限と上限を幅で示すこと、求人は単発ではなく面で展開すること、制度は本文ではなくタイトルで宣言することが挙げられます。HRShakerは月1から2回の定例で応募データを検証し、広告費を増やさずに応募を積み上げています。
詳しくは「株式会社Shake」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















