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DX推進担当者が知っておくべき用語や技術トレンドは? ChatGPTが教えてくれた

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多くの企業が喫緊の課題として取り組む「DX」。さまざまな部署の人員を集結し、DX推進チームを発足する企業は決して少なくありません。では、DX推進を任された人には、どんな知識やスキルが求められるのか。今話題の生成AIに、DXを推進する人の素養を聞いてきました。

まずはじめに、DX推進担当者が知っておくべき基本的な用語を聞いてきました。生成AIにはChatGPT(GPT-4)を使用。すると次の5つが提示されました。

ビッグデータ(Big Data)/大量のデータを解析し、価値ある情報やインサイトを抽出するために利用されるデータの集合です。ビッグデータ分析は企業がより効果的な意思決定を行う上で重要です。

クラウドコンピューティング(Cloud Computing)/インターネットを介してリモートサーバーにアクセスし、データの保存やアプリケーションの実行を行う技術です。これにより、企業は物理的なインフラストラクチャの設置とメンテナンスを大幅に削減することが可能です。

API(Application Programming Interface)/システムやアプリケーション間でデータをやり取りするためのインターフェイスやプロトコルのセットです。APIにより、異なるシステムやサービスが連携して機能することが可能となります。

IoT(Internet of Things)/物理的なデバイスや車両、建物などをインターネットに接続し、データを交換できるようにする技術です。IoTを利用することで、様々なデバイスをリモートで制御したり、データを収集したりすることが可能となります。

・AI(Artificial Intelligence)/コンピュータシステムが人間の知能を模倣して学習、理解、応答する能力を持たせる技術です。AIは、企業がデータ分析や自動化を進める上で重要な役割を果たします。

DX推進担当者なら、これら用語を聞いたことくらいはあるはず。基本的な用語としてビッグデータやクラウドなどを提示しました。

では、基本ではなく応用編として押さえておくべき用語は何か。ChatGPTに聞くと、次の5つをピックアップしました。

コンテナオーケストレーション(Container Orchestration)/複数のコンテナ(複数のアプリケーションやマイクロサービスを効果的にデプロイ、スケーリング、管理するための技術)を管理と調整を行うプロセス。Kubernetesなどのオーケストレーションツールがあります。

エッジコンピューティング(Edge Computing)/データの処理を中央のデータセンターやクラウドからデバイスやデータ源に近い位置へと移動させる技術で、遅延の低減や帯域幅の使用効率の向上を目指します。

デブオプス(DevOps)/ソフトウェア開発(Dev)とIT運用(Ops)を連携させるアプローチで、製品の迅速なリリースと持続的な改善を実現します。

ブロックチェーン(Blockchain)/分散型のデジタル台帳技術で、取引の記録を変更不可能なブロックとしてチェーンに連結します。この技術は主に暗号通貨で使用されていますが、供給チェーン管理や契約の自動実行(スマートコントラクト)など多くの用途があります。

デジタルツイン(Digital Twin)/物理的なオブジェクトやシステムのデジタルレプリカを作成する技術です。この技術を利用することで、物理的なシステムの性能をシミュレーション、解析、コントロールすることが可能になります。

ChatGPTによると、これら5つは「高度な概念や技術を理解する上で重要」とのこと。DX推進に関わる人は、この5つの用語をどれだけ理解しているのか。気になるところです。

最後に、今後押さえておくべき最新テクノロジをChatGPTに聞いてきました。すると、次の7つが提示されました。

量子コンピューティング/従来のコンピューターの基盤を超えて非常に高速な計算が可能な技術。現在はまだ初期段階にありますが、そのポテンシャルは巨大です。

メタバース(Metaverse)/仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を利用して構築される、仮想空間や仮想世界を指します。メタバースはビジネス、教育、社交活動の新しいフロンティアとなりつつあります。

AIoT(Artificial Intelligence of Things)/AIとIoTを組み合わせることでデバイスがよりインテリジェントになり、自動化と最適化がさらに進化します。

6G通信/5Gの次の世代となる通信技術で、さらに高速なデータ通信と低レイテンシーを実現します。まだ開発段階にありますが、近い将来に実現する可能性があります。

ゼロトラストアーキテクチャ/セキュリティモデルの一つで、組織内外を問わず、どのユーザーもデフォルメーションで信頼されないという原則に基づいています。

ディープラーニングとニューラルネットワーク/AIの進歩を牽引するテクノロジーであり、これを利用することで非常に複雑なパターンやデータを解析することが可能になります。

エッジAI/AIアルゴリズムの処理をクラウドではなく、エンドユーザーのデバイスやエッジサーバーで行う技術です。これによりレイテンシーが低減し、プライバシーも保護されます。

ChatGPTによると、「これらの技術トレンドを理解し、それぞれの技術がビジネスにどのように影響を与えるかを考慮することは、DX担当者にとって重要」とのこと。言葉だけが先行し、具体的な導入、運用事例が少ないものが多いだけに、今後のこれら用語の動向に注視する必要があるかもしれません。

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