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東京―新大阪6万円超でも乗りたい?新幹線に鍵付き個室の最上級席

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東海旅客鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社は、東海道・山陽新幹線において、グリーン車を超える上級クラス「Supreme Class」を導入します。サービス開始は2026年10月1日で、N700S 16両編成に順次展開します。設備名称はSupreme Classで、個室タイプをCabin、半個室タイプをSeatとし、ロゴは頭文字Sと沿線風景を重ね、日本の伝統工芸の黒漆や金蒔絵を想起させる色彩としています。Cabinは鍵付き扉や専用Wi Fi、専用タブレットでの照明や空調の個別調整などを備え、飲食の無料サービスと限定商品の購入が可能です。Seatは2027年度中にサービスを開始予定で、通路と座席間に鍵付き扉を設けた半個室型の6席構成です。導入により、多様化するニーズに応える上質で快適な空間の提供を目指します。

導入スケジュールと運転計画 N700Sに順次搭載 1日12本程度から開始

Supreme Classのサービス開始日は2026年10月1日で、初列車はのぞみ1号 東京6時00分発の予定です。設置は東海道・山陽新幹線のN700S 16両編成に順次導入され、開始時点の運行は上下計で1日あたり12本程度を見込んでいます。運転区間は東京から博多で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の各列車で順次運行します。発売開始は2026年9月15日5時30分からで、エクスプレス予約およびスマートEXで取り扱います。Seatの発売開始日や価格は別途案内とされ、特設サイトで詳細が案内されます。設備名称やロゴを含むサービスの全体像が明らかになり、導入初期の供給本数や予約チャネルが提示されました。需要に応じた段階的な搭載により、品質を確保しながら展開する計画です。

Supreme Class Cabinの構成 7号車と10号車で機能を最適化

Cabinは1編成あたり7号車と10号車に設定され、それぞれ特徴が異なります。7号車は2名利用も可能で、ゆったり利用できるソファを備え、鍵付き扉によりプライベート感とセキュリティを確保します。10号車は1名利用の設計で、いずれも座席は転換しない仕様です。専用タブレットにより照明、空調、放送などを個別に調整でき、商品注文のモバイルオーダーにも対応します。専用Wi Fiの環境整備に加え、Bluetooth接続が可能なシートスピーカーを搭載し、NTTグループの特許技術による音漏れ低減のPSZを採用しています。さらに、AGC株式会社の5G対応透明ガラスアンテナを搭載し、通信環境に配慮した設計です。沿線の伝統工芸を用いたしつらえも特長で、JR東海編成は美濃焼、JR西日本編成は注染や播州織、金襴、江田島紙布、柳井縞、博多織などをオーナメントとして設置します。

Seatの設備と開始時期 半個室6席を10号車に設置し対面利用も可能

Supreme Class Seatは、10号車東京寄りのグリーン車座席5列分に新たに6席を設置します。通路と座席間に鍵付き扉を設け、大型バックシェルタイプの座席を採用し、周囲からの視線を抑えた半個室の上質空間を実現します。レッグレスト付きリクライニングシートと大型テーブルを備え、Cabin同様に専用タブレットで照明、空調、放送の個別調整や商品注文ができます。専用Wi Fiとシートスピーカーも搭載し、座席の転換により前後で対面利用が可能です。サービス開始は2027年度中を予定しており、発売価格や発売開始日は後日案内されます。Seatの導入により、個室のCabinと半個室のSeatで選択肢が広がり、一人利用から少人数での移動まで幅広いシーンに対応します。グリーン車を超えるサービス体系の中で、機能と私的空間のバランスを図った設計です。

価格と発売方法 主な区間のCabin料金と条件

Cabinの主な区間における発売価格が示され、エクスプレス予約とスマートEXでそれぞれ設定があります。例えば、東京と新大阪の区間はエクスプレス予約で7号車60,500円、10号車42,100円、スマートEXで7号車60,790円、10号車42,390円です。東京と博多はエクスプレス予約で7号車90,220円、10号車63,620円、スマートEXで7号車90,670円、10号車64,070円とされています。商品は乗車券と特急券が一体のチケットレス商品で、EX予約専用ICカードや登録済み交通系ICカード、乗車用QRコードで乗車します。複数列車の乗り継ぎは同一設備または普通車自由席との組み合わせに限られ、Cabinと他設備の乗り継ぎはできません。7号車を予約した利用者に同行して同設備を利用する場合は、同行者に当該列車の乗車券と特急券が別途必要です。

車内サービス ウェルカムサービスとモバイルオーダー

「のぞみ」「ひかり」では、Supreme Classの利用者に無料のウェルカムサービスとして飲み物とお菓子を1回提供します。さらに、モバイルオーダーサービスにより、備え付けのタブレットから飲み物や軽食を注文するとパーサーが席まで届けます。沿線地域の逸品を中心としたSupreme Class限定商品も順次用意されます。なお、10月1日以降、山陽新幹線はワゴンサービスを終了し、モバイルオーダーへ移行します。グリーン車でのおしぼり配布は希望者に対してモバイルオーダー経由での提供へ変更され、費用は無料です。列車や区間、運行状況により提供内容が異なる場合があり、一部列車や区間ではパーサーが乗務しないためサービス提供がないこともあります。サービス内容の詳細は特設サイトで案内され、車内の上質体験が強化されます。

体験乗車の実施概要 7月25日と26日に各回6名ずつ

サービス開始に先立ち、Supreme Class Cabinの体験乗車が2026年7月25日と26日の2日間にわたり実施されます。各日2本、合計4本で、各回6名、合計24名を抽選で招待します。対象列車は、25日がのぞみ354号 新大阪10時24分発 東京12時54分着、のぞみ403号 東京13時09分発 新大阪15時36分着、26日がのぞみ421号 東京14時18分発 新大阪16時45分着、のぞみ462号 新大阪17時21分発 東京19時51分着です。応募期間は2026年6月17日15時00分から6月30日23時59分までで、専用応募フォームから申し込みを受け付けます。体験時間は交代制で1名あたり30分程度で、体験以外の移動や宿泊、通信費、復路交通費は参加者負担です。天災や運営上の事情で変更や中止の可能性があり、振替日の設定や費用補償は行われない旨が明記されています。

購入条件と運用上の留意点 チケットレス運用と当日発売の可能性

Cabinの商品は通年で利用可能で、発売は2026年9月15日5時30分から開始します。以降は乗車日1カ月前の10時から購入でき、当日に運行が確定した列車は当日5時30分から発売します。きっぷの受け取りでは乗車できず、ICカードまたはQRコードでの乗車に限られます。複数列車の乗り継ぎ時は、同一設備または普通車自由席の組み合わせに限定され、Cabinとグリーン車や普通車指定席の乗り継ぎはできません。Cabinに空席があり、利用上支障がない場合に限り、車内で座席を発売することがあります。Seatの発売期間や価格などの商品内容は、詳細が決まり次第案内予定です。ロゴや設備は商標登録出願中で、今後の案内は特設サイトで更新されます。

詳しくは「東海旅客鉄道株式会社」「西日本旅客鉄道株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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