住友理工はeラーニングとオンラインの子ユニケーションサービスを組み合わせた「DX-Learning Room」を導入します。eラーニングを使って従業員がデータ活用のスキルを習得できるようにします。「DX-Learning Room」を提供するジールが2022年3月7日、発表しました。
住友理工は世界20カ国以上に拠点を構えるグローバルサプライヤー。国内外に拠点を構えるため、営業の売上の収集、管理、計画・方策策定などの業務に携わる部署では、データ量増加による分析業務の負荷が課題になっていました。部署のグローバル自動車営業本部 グローバル営業企画部では分析をExcelで実施しており、分析しづらい点も負荷を増す要因になっていました。
そこで営業企画部の担当者は、Excel中心の分析業務から脱却し、BIツール「Microsoft Power BI」の勉強を独学で開始。そんな中、ジールが提供するPower BI用のeラーニング「DX-Learning Room」を知り、採用を決めます。「DX-Learning Room」を導入することで、現場部門がデータ活用のスキルを身につけられるようにします。
住友理工は2021年5月時点で、グローバル営業企画部を中心に10名が「DX-Learning Room」を利用します。
「DX-Learning Room」は、自分のペースで何回も繰り返し学習できるeラーニングサービス。理解を深めやすくすることで、実務に携わりながら効率的にスキルを習得できます。eラーニングに加え、双方向でコミュニケーションが可能なオンラインサービスも用意し、分かりにくい点を聞きながら理解できるのも特徴です。
なお受講後、Power BIでデータの収集から加工、成果物の作成までできるようにしています。Power BIを利用して、データ活用を自身の業務改善に活かすなど、データ活用への積極的な取り組みが加速したのがメリットです。社内のデータ活用の裾野拡大も見込めます。
ジールは今後も、住友理工のビジネス戦略における適切な環境作りを視点します。顧客の要望を反映したサービスの充実を推進する考えです。