プロジェクターは、会議室で使う機器から動画を楽しむ家電へ。2026年8月の販売シェアでは、Ankerなど新興勢力が上位を占めました。
「画質」だけでなく1台で何ができるかが競争軸に
BCNランキングによると、2026年8月のプロジェクター販売台数シェアは、Ankerが19.2%で首位となりました。Aladdin XとXGIMIがともに17.3%で2位、エプソンは16.4%で4位でした。
市場全体も拡大しています。8月の販売台数は前年同月比149.1%、販売金額は157.9%。台数では2025年10月以降11カ月連続で前年を上回っています。
上位メーカーで目立つのが、動画視聴まで1台で完結できる「スマートプロジェクター」です。
Ankerの「Nebula Capsule 3」はGoogle TVやスピーカー、バッテリーを搭載し、持ち運んで動画を楽しめます。Aladdin Xの「Aladdin Poca」も独自OSとバッテリーを備え、450 ANSIルーメンの明るさに対応します。
XGIMIの「HORIZON 20 Pro」はGoogle TVを搭載し、4100 ISOルーメン、4K UHD、240Hz入力時に最短1msの低遅延に対応するなど、ゲーム用途も意識した製品です。
一方、エプソンの売れ筋「EB-W55」は4000ルーメンのビジネス向けモデルです。明るさは高いものの、単体で動画配信サービスを楽しむタイプではありません。
見解として、市場の変化から見えるのは、製品選びの軸がスペックだけでなく「生活の中で何ができるか」に広がっていることです。既存市場でも利用シーンそのものを変えることで、新しい需要を生み出せることを示す事例といえます。
詳しくは「BCN+R」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















