JR東日本は、TAKANAWA GATEWAY CITYのビジネス創造施設「LiSH」を中心に、スタートアップや企業、大学、自治体などが参加する共創ネットワークを拡大しています。会員企業は200社を超え、これまでに85件を超える実証実験がスタートしました。
目指すのは、高輪で試して終わるのではなく、実証した技術を社会へ実装し、地方や海外へ展開する仕組みです。
AI、ロボット、医療、農業を「街」で実証
LiSHでは「ヘルスケア」「環境・農業」「モビリティ・ロボット」を主なテーマに実証を進めています。
ヘルスケアでは、AIを活用した下剤不要の大腸CT検査システムや、採血による難治性がんの早期発見、睡眠状態の可視化などを検討。モビリティ分野では、ヒューマノイドロボットによるイベントでの給水サポートや施設案内、物品補充などへの応用を検討します。
さらに、AIカメラを使ったごみ置き場運営の省人化や、来街者の回遊・再訪傾向の可視化、農業へのドローン活用など、街や地域の課題を実際のフィールドで検証します。
ネットワークも高輪だけにとどまりません。2026年3月に開設した「LiSH AKITA」は会員50社を超え、シンガポールでも10月29日以降、「LiSH Singapore」へブランドを刷新します。
見解として、LiSHの特徴は「最新技術を展示する場所」ではなく、街そのものを実証フィールドにしている点です。企業やスタートアップが技術を開発しても、実際に試し、改善し、社会へ広げるまでには大きな壁があります。JR東日本が持つ駅や街、地域とのネットワークを実証の場として開くことで、「技術をつくる」から「社会で使われる」までをつなげられるか。高輪発のイノベーションが地方や海外へどう展開されるのか注目されます。
詳しくは、TAKANAWA GATEWAY CITY公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部





















