カシオ計算機は、ICT学習アプリ「ClassPad.net」に、生徒の提出物をAIが解析し、評価やコメントの案を自動生成する「AIフィードバック機能」を追加します。2027年1月から提供を開始する予定です。
AIが添削の「素案」、最終確認は先生
新機能では、生徒が提出した内容をAIが解析し、良かった点や改善点、評価案などを自動生成します。「提出箱」からルーブリック評価やコメント案を生成することが可能です。
ポイントは、AIがそのまま生徒を評価する仕組みではないことです。AIが評価・添削の素案を作成し、教員が内容を確認・編集してから生徒へ返却します。
開発には、東京学芸大学発ベンチャーのDmeltが協力。カシオが教育現場で培った知見と、Dmeltの教育研究やAI活用の専門性を組み合わせました。
背景には、提出物の評価やフィードバック作成に時間がかかるという教育現場の課題があります。カシオは、AIに素案作成を支援させることで、教員が内容の確認やブラッシュアップに注力し、対話や個別支援など生徒と向き合う活動に時間を使えるようにすることを目指します。
見解として、教育現場での生成AI活用では、先生の判断そのものをAIに置き換えるのではなく、「下書きをAI、判断を人」という役割分担も一つの方向性になりそうです。業務効率化で生まれた時間を、生徒との対話や個別支援に振り向けられるかが、教育DXの価値を測るポイントになりそうです。
詳しくは、ClassPad.net特設ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















