2026年10月30日(金)、日本テレビ系「金曜ロードショー」で映画『ゴジラ-1.0』が放送されます。放送時間は21時から23時34分まで。40分拡大の本編ノーカット放送です。
2023年に公開された本作は、山崎貴監督が手がけたゴジラシリーズの映画です。2024年には第96回米アカデミー賞で、日本映画として初めて視覚効果賞を受賞しました。
世界的な評価を獲得した背景には、CGなどを活用したVFX技術と、少人数の制作チームによる独自の制作体制がありました。
わずか35人で制作! 世界が認めた日本のVFX技術
VFXとは「Visual Effects(視覚効果)」の略で、実写映像とCGなどを組み合わせ、現実には撮影が難しい場面を表現する技術です。
『ゴジラ-1.0』では、巨大なゴジラの動きや街の破壊、海上での戦闘シーンなどにVFXが活用されています。
制作を担当したのは、日本の映像制作会社「白組」です。
本作のVFX制作には約35人が参加しました。大規模なスタッフを抱えるハリウッド作品とは異なり、比較的小規模なチームで制作されたことが注目されています。
特に海上のシーンでは、水の動きを表現するCG技術が重要な役割を果たしました。白組のスタッフが研究してきた水の表現技術も、作品に生かされています。
こうした技術の積み重ねが、ゴジラの巨大さや迫力を伝える映像表現につながりました。
監督とスタッフが同じフロアで制作、少人数を生かした連携
注目すべきは、技術だけでなく制作チームの働き方です。
CGソフトウェアを提供するAutodeskのインタビューによると、白組では山崎監督を含む制作スタッフが同じフロアで作業していました。
監督やCGディレクター、VFXスーパーバイザーが作品の品質を確認しながら、スタッフの意見も取り入れて映像を仕上げていく体制です。
制作スタッフは、長年一緒に仕事をしてきたことで、目指す映像のイメージを共有できていると説明しています。
同じ場所で意見を交わし、それぞれの専門性を生かして制作を進めることが、少人数のチームを支える特徴となっていました。
デジタル技術を導入するだけでなく、技術を扱う人材の専門性やチームの連携も重要であることがわかります。
最新作は11月3日公開、進化を続ける日本の映像制作
『ゴジラ-1.0』に続く最新作『ゴジラ-0.0』は、2026年11月3日(火・祝)に公開予定です。
新作でも山崎貴監督が監督・脚本・VFXを担当し、白組がVFX制作を手がけています。
『ゴジラ-1.0』の事例は、高度なデジタル技術とクリエイターの専門性、制作体制の工夫が組み合わさることで、世界的に評価される作品が生まれることを示しています。
今夜の放送では、物語だけでなく、ゴジラの動きや海の表現など、日本のVFX技術にも注目してみてはいかがでしょうか。
レポート/DXマガジン編集部




















