日本オムニチャネル協会は2025年2月27日、年次カンファレンス「オムニチャネルDay」を開催しました。本記事では、本カンファレンスにて、第2回「DXイノベーション大賞」の表彰式が行われました。オムニチャネルは変革やイノベーションそのものであるものの、スタートアップから大企業まで変革を実現できていない実情があります。本大賞は、変革を実践している企業を表彰して世の中に発信するとともに、協会が掲げる「共創」の場を通じて参加者が集まり、ビジネスをさらに大きくしていくことを目的としています。 今回は100社近いエントリーの中から選考が行われ、「ベンチャー部門」「支援会社部門」「事業会社部門」の3部門に加え、新たに「AI賞」が設けられました。
ベンチャー部門発表
ベンチャー部門のプレゼンターは、特別審査員である株式会社C Channel 代表取締役社長の森川亮氏が務めました。 受賞企業は以下の通りです。
- 審査員特別賞:株式会社Shippio、株式会社Unicode
- 優秀賞:株式会社そうそう
- 最優秀賞:株式会社AiCAN
最優秀賞を受賞した株式会社AiCANは、児童虐待や児童福祉に関するDXに取り組んでいます。現場で疲弊している専門職の方々を新しい価値で助け、社会的インパクトとビジネスを両立させることを目指しており、日本のDX技術を世界に輸出していきたいと語りました。

支援会社部門発表
支援会社部門のプレゼンターは、日本オムニチャネル協会 専務理事の林雅也氏が務めました。 受賞企業は以下の通りです。
- 審査員特別賞:株式会社ApplyNow
- 優秀賞:JetB株式会社
- 最優秀賞:株式会社ワサビ
最優秀賞を受賞した株式会社ワサビは、「リユース」をテーマに共創を進めています。AIの力を活用して手作業を変革し、人手を介さずに事業を進められる仕組みづくりに挑戦しており、「リユースを世界中に売る」という目標を掲げています。

事業会社部門発表
事業会社部門のプレゼンターは、日本オムニチャネル協会の鈴木康弘会長が務めました。 受賞企業は以下の通りです。
- 審査員特別賞:アート引越センター株式会社、株式会社ドラEVER
- 優秀賞:株式会社荏原製作所
- 最優秀賞:AGRIST株式会社
さらに、新設されたAI賞もAGRIST株式会社が受賞し、見事ダブル受賞を果たしました。 AGRIST株式会社は、農業とAI・DXを掛け合わせた事業を展開しています。単に便利にするだけでなく、農業界のイメージを変え、再現性を高めることで新たな資金や人の流れを生み出し、業界の構造や流れを変えることを目指しています。

会長総括
表彰式の最後に、鈴木康弘会長より総評が述べられました。 鈴木会長は、100社弱のエントリーすべてが素晴らしい内容であったと称賛しました。特にアグリスト株式会社については、「単なるテクノロジーの話ではなく、自分たちで農場経営まで行っている点がすごい」と高く評価しました。 また、最優秀賞を受賞した3社に共通する「エッセンシャルワーカーのDX」という課題解決への取り組みに触れ、まさに日本の課題を解決してくれていると述べました。 鈴木会長は、「日本は変わらなければいけない。その中で、ここにいる皆さんが先頭を切って変わってくださっている」と語り、その取り組みをどんどん広げていきたいと呼びかけました。 なお、今回受賞された企業の皆様は、副賞として今後開催される日本オムニチャネル協会「イノベーションアカデミー」に登壇し、先進的な取り組みを広く発信する機会が設けられる予定です。
動画では、表彰式の様子や受賞企業のコメントもご覧いただけます。ぜひ下記の動画より、表彰式の全体をご覧ください。






















