製造総数385本のうち、残るはわずか70本。過去に完売していた日本酒が、8月19日から20本だけ抽選で手に入る。手に入らなかった経験がある人ほど、今度は逃したくないと思うだろう。なぜこの酒は、時間が経つほど価値を増していくのか。
完売した“幻の一本”が、再び姿を現す
京都の酒類専門通販店・株式会社イズミセが展開する日本酒ブランド「°Ondo(オンド)」より、スパークリング日本酒「°Ondo 001 -2℃ 2019 純米大吟醸《霧泡》」の抽選販売が、2026年8月19日(水)から始まる。
過去に完売した、ブランド初となる商品だ。製造総数385本のうち現在残るのは70本のみ。そのなかから今回、20本限定で特別に放出される。

氷点下で眠り続けた、繊細な泡
°Ondoは、日本酒を-5〜0℃という氷点下で熟成させる独自プロジェクト。凍らせることなく極限までゆるやかに寝かせることで、色付きや老香を抑えながら、アルコールと水分子を緻密に馴染ませていく。
白い花や柑橘を思わせる香り、霧のように儚く立ちのぼる泡、米由来のやわらかな甘みと鋭い酸――高級シャンパーニュにも通じる手間をかけた一本だと、日本酒愛好家だけでなくワイン愛好家も唸らせているという。
120年蔵が挑む、伝統と革新
醸造を手がけるのは、福島県二本松市の1897年創業「人気酒造」。「吟醸しか造らない」という信念のもと、瓶内二次発酵など早くから革新に挑んできた蔵だ。
酒米「五百万石」を50%まで磨き、木桶で仕込んだ原酒に、糖を一切加えない「ドサージュ・ゼロ」製法で自然な泡を宿らせる。2019年の醸造から現在まで、静かに時間を重ねてきた一本である。

抽選という一夜の緊張感
抽選販売期間は8月19日〜8月26日、当選発表は8月27日。価格は22,000円(税込・送料別)。
“希少”と聞くと過剰な演出のように思いがちだが、実は製造本数・残数・当選枠のすべてが具体的な数字で裏付けられている。数字を追うほど、その希少性がじわじわと実感として迫ってくる一本だ。






















