KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は、衛星とスマートフォンの直接通信サービスであるau Starlink Directにおいて、アメリカでの海外ローミング接続時にiPhoneが対応したと発表しました。対象はiPhone 13、iPhone 14、iPhone 15、iPhone 16、iPhone 17の各ラインアップおよびiPhone Airで、合計22機種が利用可能になります。アメリカは地上基地局の電波が届かない地域が存在しますが、空が見える場所であれば衛星通信により接続できる点が特徴です。iPhoneでの利用には対象OSへの事前アップデートが必要とされています。今回の拡大により、アメリカ渡航時の家族や友人との連絡、移動中の情報確認など、日常のコミュニケーションがより安心になります。対応範囲の明確化は旅行や出張の計画にも有用です。
米国ローミングの体制と今回の位置づけ
KDDIは2025年11月にT-Mobileとパートナーシップを締結し、2026年3月から空が見える場所であれば圏外エリアでも通信できる仕組みを提供してきました。広大なアメリカにおいて、衛星ローミングは不感地帯の補完として有効に機能します。iPhoneの対応拡大は、端末選択の自由度を高め、より多くの利用者がシームレスな通信を享受できる点で意義があります。海外利用ではOSのバージョンが可用性に直結するため、アップデートの準備が重要です。現地での利用を想定し、設定や操作手順を事前に確認しておくとスムーズです。今回の発表は対象機種を明確に示し、利用開始までの要件を整理しています。
au Starlink Directの提供機能と活用のポイント
au Starlink Directは、スマートフォンがStarlink衛星と直接つながり、空が見える場所なら圏外エリアでも通信できるサービスです。メッセージ送受信、位置情報共有、緊急地震速報受信、AI相談に加えて、対応アプリでのデータ通信が利用できます。国内ではauの人口カバー率が99.9%超である一方、日本の地形要因で面積カバー率は約60%にとどまりますが、本サービスにより残りの約40%も含め日本全土での通信が可能になります。山間部や島しょ部でも連絡手段の確保や緊急時の活用が期待できます。au利用者に限らず、他社回線契約者も利用できる点も特徴です。アメリカ渡航時においても、開けた場所での利用を前提に、OSアップデートとローミング設定の確認を行うことが実務上のポイントです。
詳しくはKDDI株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















