空の旅の常識が、この春から大きく変わりました。2026年4月1日、ANA・JALを含む国内主要航空会社が「機内持ち込み手荷物」に関する新ガイドラインを一斉に導入。さらに5月には預け入れ荷物のルール変更も控えています。「いつも通り」で搭乗口に向かうと、思わぬ足止めを食らうかもしれません。今すぐ確認すべき、空のDXと新マナーを解説します。
4月から厳格化!「自分でもてる・座席下に収まる」が新基準
2026年4月より適用された定期航空協会の新ガイドラインでは、機内持ち込み手荷物の「収納」に関するルールが新設されました。これまではサイズ規定内であれば柔軟に対応されてきましたが、今後は「身の回り品(ハンドバッグ等)は前の座席の下に収まるサイズ」「手荷物は乗客自身が棚に収納できる重さ」であることが明確に求められます。
ANA・JALともに、機内持ち込みの合計重量は「10kg以内」を維持していますが、係員によるサイズ確認はこれまで以上に厳格化されています。背景にあるのは、搭乗時の混雑緩和と安全性の向上です。荷物の収納に手間取る時間をデジタルとルールの両面で削減し、定時運航率を高める「空港DX」の一環といえます。
さらに注意が必要なのは、ANAが5月19日搭乗分から実施する「受託手荷物(預け入れ)」のルール改定です。これまで「合計203cm以内・個数制限なし」だった普通席の預け入れが、「合計158cm以内・運賃により1〜2個まで」へと変更されます。また、モバイルバッテリーの機内持ち込みについても、4月24日から「合計2個まで・機内充電禁止」という国交省の新ルールが適用されるため、ガジェットの多いビジネスパーソンは特に注意が必要です。
【編集部見解】 今回のルール変更は、空港の「セルフ化・自動化」を前提とした運用へのシフトを意味しています。 「何を持ち込み、何を預けるか」を事前にデジタルで管理する。この小さな準備が、混雑する2026年の空港をスマートに通り抜けるための、新しいビジネスマナーになるでしょう。
詳しくは「ANA(全日本空輸)」および「JAL(日本航空)」の公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部






















