Microsoftは2026年8月6日、SharePointリストからCopilotを使ってダッシュボードを直接生成できる新機能を発表しました。案件管理や問い合わせ状況、プロジェクトの進捗など、これまで表で管理していたデータを、AIが見やすいダッシュボードへ変換します。さらに、作成したダッシュボードは元のSharePointリストと接続され、開くたびに最新のデータが反映されます。表をExcelなどへ移し、グラフを作り直す作業を減らせそうです。
SharePointリストからダッシュボードを直接生成
今回の機能では、SharePointリストからCopilotにダッシュボードの作成を依頼できます。生成されるのは単なる画像ではなく、操作できるインタラクティブなHTMLレポートです。例えばプロジェクト管理では、担当者や優先順位、期限、ステータスなどの情報を視覚的に確認できます。Microsoftはプロジェクト状況のほか、在庫管理や申請・承認状況、採用、カスタマーサポートなどでの活用例も紹介しています。
元データが変わってもグラフを作り直さなくていい?
従来、SharePointリストのデータを分かりやすく共有する場合、データをエクスポートしてレポートを作り、元データが更新されればレポートも更新するといった作業が発生することがありました。今回の機能では、ダッシュボードが元のSharePointリストと接続されています。リストが更新された場合も、ダッシュボードを開くと最新データが反映されるため、更新のたびにレポートを作り直す手間を減らせます。
定例会議でも、毎回数字を集計してグラフを作るのではなく、普段管理しているリストをダッシュボードとして確認するといった使い方が考えられます。
AIに「見える化」を任せ、人は判断へ
今回のアップデートで注目したいのは、AIがデータを作るのではなく、企業がすでに持っているデータを「判断しやすい形」に変えてくれる点です。表を見る、数字を集計する、グラフにするという作業をCopilotに任せられれば、担当者は「なぜこの数字になったのか」「次に何をすべきか」を考えることに時間を使いやすくなります。
ただし、AIが生成したダッシュボードの集計条件が目的と合っているとは限りません。重要な意思決定に使う場合は、対象期間や集計方法を確認し、元データと照合することも必要です。
利用にはMicrosoft 365 Copilotライセンスが必要
Copilot in SharePointは、Microsoft 365 Copilotライセンスを持つユーザーが利用できます。そのため、SharePointを利用しているすべてのユーザーが使える機能ではありません。SharePointリストで案件や進捗を管理している企業では、まず一つのリストからダッシュボードを作り、普段手作業で作っている集計やグラフをどこまで置き換えられるか試してみるとよいでしょう。
詳しくは「Microsoft」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















