株式会社MUSEは、ウエルシア薬局が運営する東京都内5店舗において、8月から順次ストアロボットArmoを導入します。今回の取り組みは、店内の販売促進活動の多様化と業務効率化を目的とし、販促ユニットは5店舗で、撮影ユニットはウエルシア江東平野店で継続稼働します。実証実験の期間は2026年8月から2027年1月までとし、店内プロモーションと売場データ取得の効果を検証します。ウエルシア薬局ではこれまでも店舗運営の効率化と顧客サービス向上に取り組み、2024年10月からArmoのテスト活用を開始しました。ウエルシア南橋本店での搬送業務に続き、江東平野店で欠品確認と販促運用を行ってきた経緯があります。今回の追加導入により、江東平野店に加え新たに4店舗での販促実装が広がります。
店内プロモーションを担う販促ユニットと、欠品確認を省力化する撮影ユニットの導入内容
販促ユニットは、Armoに搭載されたデジタルサイネージで商品情報やキャンペーン情報、季節に応じたコンテンツを売場で配信します。これにより商品の認知拡大と売上の伸長を支援し、店舗での新しい情報提供の形を検証します。撮影ユニットは、カメラで店内を走行しながら売場の欠品状況を自動確認します。従来は店舗スタッフが行っていた欠品確認を支援し、売場管理の効率化と欠品による販売機会損失の低減を目指します。お客様が必要な商品を必要なタイミングで購入できる環境維持にもつながる設計です。対象店舗は、ウエルシア江東平野店に加え、東久留米滝山店、大田上池台店、町田相原店、イオンタウン幕張西店の合計5店舗です。実証では販促データと売場データの活用も視野に入れ、店頭での効果的なコミュニケーションの可能性を探ります。
リテールメディア化への一歩。店舗DXと新たな販促プラットフォームを検証
株式会社MUSE 代表取締役社長兼CEOの笠置泰孝氏は、今回の導入を店舗DXと店内を新たな販促・情報発信の場へ進化させる第一歩と位置付けています。世界で拡大するリテールメディア市場に対し、日本では店頭で自然にブランドや商品の魅力を伝える新しいメディアが少ない現状を指摘しました。Armoは店内を自律走行して顧客との接点を創出し、販促データと売場データを組み合わせることで、店頭マーケティングの効果最大化を図るプラットフォームと説明しています。今後はメーカー企業と連携し、新商品のプロモーションやブランド価値向上につながる販促ソリューションの共創を進めます。MUSEはメーカー企業や広告代理店の参画を募り、食品や飲料、日用品、化粧品、ヘルスケアなど幅広いカテゴリーで共同企画を順次開始する計画です。店内での実証動画や製品紹介動画も公開され、活用イメージの理解促進に取り組んでいます。
詳しくは「株式会社MUSE」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部




















