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「生成AIを入れたのに、なぜ会社は変わらない?」DXを阻む古いIT基盤の壁とは

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生成AIやクラウドなど最新のテクノロジーを導入しているのに、なぜ思うようにDXが進まないのか。その原因は、AIそのものではなく、企業が長年使い続けてきたIT基盤にあるかもしれません。PwC Japanグループは「次世代デジタルプラットフォーム」の構築に関する考察を公開しました。生成AIをはじめとするデジタル技術が急速に進化する一方、既存システムの複雑化や老朽化が、新しいテクノロジーを活用する際の大きな課題になっていると指摘しています。

最新AIを導入しても、古いIT基盤が足かせに?

多くの企業では、事業の成長とともにさまざまなシステムを導入してきました。その結果、システム同士の依存関係が複雑になり、維持・管理の負担が大きくなっています。PwCは、こうしたレガシーシステムを抱えたままでは、新しいデジタル技術を柔軟に取り入れることが難しくなると指摘しています。

生成AIなどの新しい技術を生かすには、既存システムやデータを含め、企業全体のIT基盤をどう設計するかという視点も重要になります。企業内に蓄積されたデータや既存システムとAIを連携させ、実際の業務やサービスの中で使える環境を整えることが重要になります。

「システムを刷新する」だけでは足りない

では、古くなったシステムを新しくすればDXは進むのでしょうか。PwCが提唱する「次世代デジタルプラットフォーム」は、単なるITシステムの刷新ではありません。ビジネスの変化に柔軟に対応できるアーキテクチャを構築し、データやAIなどを組み合わせながら、新しいサービスや業務を迅速に生み出せる基盤を整える考え方です。

重要になるのが、個々のシステムを別々に最適化するのではなく、企業全体のビジネスやデータ、テクノロジーを一体として捉えることです。IT基盤を「業務を動かすためのシステム」から、「事業の変化を支えるプラットフォーム」へ変えていくことが求められます。

AI時代には「変化し続けられるIT」が必要に

生成AIをはじめとするテクノロジーは、今後も急速に進化していくと考えられます。そのたびに大規模なシステム改修が必要になれば、新しい技術を事業に取り込むまでに時間がかかります。そこで重要になるのが、ビジネス環境や技術の変化に合わせて継続的に進化できるIT基盤です。

PwCは次世代デジタルプラットフォームの実現に向け、ビジネスとITを横断した構想を描き、アーキテクチャやデータなどを含めた全体像などを含めた全体像を設計する必要性を示しています。生成AIを導入すること自体を目的にするのではなく、「新しい技術を継続的に取り込める会社」をどうつくるのか。その視点が重要になりそうです。

DXの差は「AI」ではなく「土台」で決まる?

これまでDXというと、新しいクラウドサービスやAIツールの導入に注目が集まりがちでした。しかし、最新のテクノロジーを導入しても、それを支えるIT基盤が複雑化・老朽化していれば、十分に価値を引き出せない可能性があります。

生成AI時代に企業が問われるのは、「どのAIを導入するか」だけではありません。データやAI、新しいサービスを素早く組み合わせ、事業の変化に対応できるIT基盤をつくれるかどうかです。AI時代のDX競争では、表からは見えにくい「ITの土台」が、企業の変化のスピードを左右する重要な要素になっていくのかもしれません。

詳しくは「PwC Japanグループ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部

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