株式会社ドリームプランニングが運営するURUHOMEは、不動産に興味関心を持つ方500名を対象に、AIの進化が不動産営業に与える影響を調査しました。結果は「AIを使いこなせる営業マンとそうでない人で二極化する」が34.2%で最多となり、「契約手続きなどの事務作業が消え、接客に専念できるようになる」33.2%が続きました。単純な物件紹介の代替や事務の自動化への期待が強い一方、人間ならではの悩み相談や感情面の寄り添いを評価する声も30.0%に上りました。単純業務はAIが担い、営業は顧客の意思決定を支える役割へ比重が移るという見立てが多数派です。調査は2026年6月5日から7月4日のオンラインアンケートで実施され、有効回答は男女計500名でした。
上位回答が示す構図 単純紹介は代替、接客と相談力はより重要に
最多の二極化34.2%は、AIによる物件絞り込みや事務処理の自動化を前提に、AIを道具として使いこなす人だけが残るという見方を反映しています。2位の33.2%は、書類作成や情報収集など裏方業務をAIに任せ、営業は顧客対応に専念する姿を支持しました。3位30.0%では、購入不安や家族の事情、価格交渉など感情・状況の複雑さに寄り添う「悩み相談」機能がコアバリューになると捉えられています。4位26.6%は単純な物件紹介のAI代替による人員減を予測し、5位17.6%はAIの最適推薦により営業の提案力の価値が相対的に下がると回答しました。複数回答合計は989で、単純作業はAI化、人に残るのは高接客と調整という役割分担が浮き彫りです。回答者は20代から70代以上まで幅広く、30代と40代が過半を占めました。
実務への含意 まずは事務の自動化と説明力の強化、AI提示の根拠明示
調査は、不動産営業における当面の実務ポイントを示しています。第一に、契約手続きや資料作成など定型事務の自動化により接客時間を創出することが期待されます。第二に、AIが提示した候補の根拠や条件調整の道筋を人が説明し、購入不安や家族事情に寄り添う相談力が重要です。第三に、単純な紹介はAIに委ね、現地情報や生活導線といった実物起点の知見を上乗せすることが価値になります。加えて、内見から契約過程でのトラブル対応や価格交渉など、人間に残る調整業務の質をどう高めるかが問われます。今回の結果は、AIを前提に業務を分け直し、接客と意思決定支援を中核に据える発想の必要性を示しています。
詳しくは「株式会社ドリームプランニング」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















