日本のエネルギーを支える巨大インフラ企業が、一斉に拠点を動かします。東京電力グループ5社が実施する本社移転の裏には、一体どのような狙いがあるのでしょうか。その全貌と移転計画の真相に迫ります。
新幸橋ビルへの集約と順次移転で目指す安定供給
東京電力ホールディングスをはじめとするグループ5社は、2026年12月1日付で登記上の本店所在地を変更します。新たな移転先は東京都千代田区の内幸町にある新幸橋ビルディングです。移転作業は2026年9月から開始され、2027年1月25日にかけて段階的に実施されます。代表電話番号は03-6373-1111で従来通り変更ありません。
部門ごとの業務開始時期は細かく設定されています。まず9月14日にホールディングスの安全推進室や内部監査室などが新オフィスでの業務を開始します。続いて10月に新経営理念プロジェクト本部事務局、11月に企画室や広報室、12月にサイバーセキュリティセンターやDX推進部が順次稼働します。年を跨いだ2027年1月には工務部や技術統括室などが移行を完了する予定です。
なお、東京電力エナジーパートナーは銀座三井ビル、東京電力リニューアブルパワーは日比谷国際ビルにて引き続き業務を継続します。一部の拠点を維持しつつ新ビルへ集約を図ることで、災害対応を含めた電力の安定した供給体制を確実に維持します。あわせて福島への責任を今後も果たしていく意向です。
見解として、大規模な組織移転を約5ヶ月間かけて段階的に推進する手法は、業務影響を最小限に抑える実用的な設計と言えます。DX推進部やセキュリティ等の重要部門を軸とした新体制での安定稼働に大変期待します。
詳しくは「東京電力ホールディングス株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















