株式会社9lioneは、横浜キャピタルをリード投資家とするシリーズAラウンドで総額1.2億円を調達し、既存投資家からの出資とデットを含めた累計調達額が4.4億円になったと発表しました。シリーズAのエクステンションは株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」で9月5日から募集を実施しています。資金は、医薬品流通改善DXプラットフォーム「9lione」の拠点網拡大、医療機関向けプロダクト開発、組織体制強化に充当します。背景には、メーカーや医薬品卸の限定出荷や出荷調整が市場の約20%に及び、約6,000億円規模とされる供給制約と、約7,700億円とも言われる院内残薬の滞留という需給ミスマッチがあります。同社は卸売販売業の許可を取得し、自社在庫を前提に品質管理から配送までを担い、GDPに準拠したトレーサビリティを確保しています。
余剰と不足をつなぐクラウドとプラットフォーム 売り手と買い手双方に効果 エクステンション募集も継続中
9lioneは、院内残薬の発生抑制を支援する「9lione Cloud」と、発生した残薬の売却と入手困難薬の調達を可能にする「9lione Platform」で構成されます。売り手の医療機関は廃棄予定の医薬品を資産化して廃棄コストと在庫評価損を圧縮でき、買い手は通常流通で入手が難しい医薬品を必要な単位で調達できます。薬機法とGDPに準拠した管理体制のもと、許可を有する卸売事業者として取引を完結します。調達資金は拠点開設の加速、AIによる在庫可視化と取引自動化の推進、人材採用の強化に投じ、医薬品の新たな流通を社会インフラとして定着させる方針です。なお、シリーズAのエクステンションはFUNDINNOで実施中で、募集株式は普通株式、1株あたり価格は101円、投資単位は99,990円、目標募集額は4,999,500円、上限応募額は99,990,000円、エンジェル税制は優遇措置Bの対象です。
詳しくは「株式会社9lione」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















