AKKODiSコンサルティングとNTT西日本は2026年9月18日、次世代ネットワークを体験するイベント「IOWN FUSION EXPERIENCE 2026」を共同開催しました。東京と大阪の会場をIOWNの中核技術であるAPN(All-Photonics Network)で接続し、音声や映像に加えて触覚や振動も伝える「ふれあう伝話」のデモンストレーションを実施。参加者が技術を体験し、事業や社会課題への活用方法を考える場となりました。
約600キロ離れた東京と大阪で、触覚や振動を共有
イベントでは、AKKODiSの東京本社にある「AKKODiS IOWN FUSION BASE」と、NTT西日本の大阪本社にあるオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」をAPNで接続しました。
APNは、光を活用したネットワーク技術です。IOWN構想では、大容量・高品質の伝送や低遅延、低消費電力などを目指しています。今回のイベントでは、こうした技術を使った遠隔コミュニケーションの可能性を、参加者が実際に体験しました。
メインプログラムとして実施されたのが「ふれあう伝話」のデモンストレーションです。「ふれあう伝話」は、離れた場所にいる相手と音声や映像だけでなく、触覚や振動も相互に伝え合えるコミュニケーションツールです。2025年の大阪・関西万博にも設置されました。
今回のデモンストレーションでは、約600キロ離れた東京と大阪の参加者が「ふれあう伝話」を介して交流しました。主催者によると、参加者からは遠隔地との距離を感じにくかったという感想や、新たな顧客体験への活用を期待する声が寄せられたといいます。
技術を体験するだけでなく、事業への活用方法を考える
イベント冒頭では、AKKODiSが新たに提供を開始するIOWN関連研修「APN研修」と「IOWNユースケース創出ワークショップ」を紹介しました。同社は、IOWNの技術を理解するだけでなく、顧客の事業課題や社会課題に結びつけて活用方法を考えられる人材の育成を目指しています。
デモンストレーション終了後には、大阪会場で「IOWNユースケース創出ワークショップ」を実施しました。参加者は「ふれあう伝話」で得た体験をもとに、異なる業界や職種の視点から、IOWNを活用した新たなサービスや顧客体験の可能性について意見を交わしました。
見解として、次世代ネットワークの活用を考える際には、通信性能の向上そのものに加え、その技術によって利用者の体験や現場の課題をどう変えられるかが重要です。今回のイベントは、遠隔地で触覚や振動を共有する体験を起点に、具体的な活用場面を考える取り組みといえます。一方、紹介されたデモンストレーションは、個々の事業での導入効果や商用化の実現を示すものではありません。
詳しくは、NTT西日本の公式ニュースリリース まで。レポート/DXマガジン編集部





















