家庭での金融教育に関する意識と実践のギャップが浮き彫りになりました。株式会社SBI証券は、18歳未満の子どもを持つ保護者を対象に実施した調査と、同社のこども口座利用者を対象にした調査の結果を公表しました。金融教育を重要と考える層は、証券口座保有の有無を問わず約8割に達しましたが、家庭で積極的に実践していると答えた割合は保有者で37.5%、非保有者で21.8%と差がみられました。2027年1月開始予定のこどもNISAは、証券口座保有者の認知が97.5%に達し、非保有者でも74.5%と広がる一方、利用意向は保有者39.5%、非保有者9.5%にとどまりました。こども口座保有者では認知100%、利用意向79.4%と高く、制度理解の深さが意向に結びつく傾向が確認されています。
親子で学べる常設型の学習機会への関心も高水準です。親向けや子ども向けのWebサイト、ゲームコンテンツ、セミナーなどの利用意向は、総じて証券口座保有者の方が高い一方、非保有者でも各コンテンツで約半数から6割が参加意向を示しました。特に時間や場所を選ばず継続的に学べるWebやゲーム型のニーズが相対的に高い点が特徴です。こども口座保有者においても重要性の認識は97.9%と非常に高い一方、家庭で積極的に実践していると答えたのは46.3%にとどまり、実践への移行が課題となっています。同社コンテンツの認知については、81.5%が知らなかったが利用したいと回答し、情報発信の強化余地が示されました。
株式会社SBI証券は、調査結果を踏まえた具体策を進めています。2027年開始予定のこどもNISAのポイントを解説する特設ページを公開し、誰でも閲覧できる環境を整備しました。小学生と保護者向けに、絵本形式教材やおこづかい帳を無料提供する金トレ部 こどもプログラムを展開しています。人気絵本シリーズとのコラボや、資産運用フェス2026 Autumnでの子ども向け体験型ブース拡充、株式会社biimaと連携した親子のasobiとmanabiの教室の開催も進めています。後者は累計3,000名以上が参加し、満足度90%を記録し、12月までに全国で50回以上の開催を予定しています。調査は2026年9月に実施され、外部委託調査は全国の保護者999名、こども口座保有者向け調査は374名が回答しました。
詳しくは「株式会社SBI証券」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















