Gboardチームは2026年10月1日、DIYで組み立て可能な「Gboard くるくるバージョン」を公開しました。スマートフォンやタブレット向けのGboardは、変換性能やテーマ、翻訳、校正支援、AI活用の音声入力を備えていますが、今回は物理デバイスの新提案です。従来の両手前提の入力を見直し、片手や一本指でも効率よく入力できることを狙っています。特徴は、ユーザーが腕を大きく動かすのではなく、キーボード側が動く設計にあります。公開日は、101キーボードにちなみ10月1日が選ばれました。発売予定はなく、同様のデバイスを自作できる設計図がオープンソースで提供されています。
Gboard くるくるバージョンは、ベルトコンベアー上に配置したキーが回転して手元に流れる構造で、流れてくる各キーから狙った文字をタイミングよくタイプします。各ベルトに29個のキーを備え、大文字と小文字を直接入力できるため直感的な操作が可能です。片手で全文字入力ができ、飲み物を持ちながらの作業やマウスとの同時操作にも適すると説明されています。もう一台を用意すれば両手操作で生産性向上も目指せます。今後は流行に合わせたカラーバリエーション、ハイスピードモード、文字種拡張のロングバージョンや携帯性を重視したショートバージョンの検討が示されています。これまで「動かないこと」が前提だったキーボードに対し、キーボードがユーザーに近づくという発想転換を打ち出しています。
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