株式会社サンテクノロジーは2026年10月19日、スマートフォンで表示内容を書き換えられる電子ペーパーディスプレイ「EZ Sign(イージーサイン)」の7.5インチモデルを発表しました。同日から応援購入サービス「Makuake」で先行販売を開始しています。
新モデルは、電池や充電、電源配線を必要とせず、スマートフォンをかざすだけで表示内容を更新できることが特徴です。従来の最大4.2インチから画面を大型化し、店舗のPOPやオフィスの受付案内、工場の作業指示など、幅広い用途への対応を目指します。
NFCで表示を書き換え、電源不要で掲示内容を保持
「EZ Sign」は、近距離無線通信技術「NFC」を利用し、スマートフォンから供給される電力で表示を書き換える電子ペーパーです。
一度書き換えた内容は電力を消費せずに保持できるため、本体に電池や充電口を設ける必要がありません。コンセントの位置に左右されず、店舗やオフィス、イベント会場などに設置できます。
7.5インチモデルは白黒2色表示に対応し、付属のスタンドで縦置き・横置きの両方が可能です。専用アプリケーションはWindows、Android、iOSに対応しており、パソコンで作成した掲示内容を現場のスマートフォンから更新する運用も想定しています。なお、パソコンから直接書き換える場合は、別途NFCリーダーライターが必要です。
リンク先URLも変更可能、紙の掲示物からデジタル案内へ
新モデルには、表示内容だけでなく、NFCで読み取るリンク先URLを登録・変更できる機能も搭載しました。この機能については特許出願中としています。
利用者がNFC対応スマートフォンをかざすことで、登録されたWebページにアクセスできます。飲食店のメニューや口コミページ、店舗のキャンペーン情報、オフィスの案内ページなどへの誘導が想定されています。
リンク先が変更された場合も掲示物を作り直す必要がなく、印刷や差し替え作業の削減につながります。
7.5インチモデルの予定販売価格は税込8,250円で、本体カラーは黒と白の2種類です。Makuakeでの先行販売を開始しており、発送は2026年12月下旬頃を予定しています。
見解として、今回の製品は、紙の掲示物が持つ設置の手軽さと、デジタルならではの更新性を組み合わせた店舗・現場DXの一例です。電源工事を必要としないため、小規模店舗や既存施設でも導入を検討しやすく、掲示物の更新作業や印刷物の削減に役立つ可能性があります。一方、実際の業務効率化の効果は、更新頻度や設置台数などの運用条件によって異なります。
詳しくは、EZ SignのMakuake公式プロジェクトページをご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部




















