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GoogleのAI専用チップがオラクルのクラウドでも利用可能に! 2027年から提供、AI開発の選択肢が拡大

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AIの開発や運用に欠かせない、高性能な計算基盤。その選択肢がさらに広がろうとしています。

日本オラクル株式会社は2026年10月29日、GoogleのAI専用チップ「TPU」を、クラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」で提供すると発表しました。

Google以外の大規模クラウドサービスでGoogle TPUが提供されるのは、今回が初めてです。

提供開始は2027年を予定しており、企業はAIの用途に応じて、より柔軟に計算基盤を選べるようになります。

GoogleのAI専用チップ「TPU」とは? 大規模AIの学習や推論を支援

TPU(Tensor Processing Unit)は、GoogleがAI処理のために独自開発した専用チップです。

AIには、大量のデータから知識やパターンを学ぶ「学習」と、学習した内容を使って回答や予測を行う「推論」という処理があります。

TPUは、こうした計算を効率的に実行できるよう設計されており、大規模なAIモデルの開発や運用に活用されています。

今回の発表により、企業はGoogleのクラウドだけでなく、OCI上でもTPUを利用できるようになる予定です。

オラクルは、TPUを大規模に稼働させるための電力、冷却設備、データセンターネットワークを提供します。

これにより、企業はAIの処理内容や必要な性能、コストに応じて、適した計算基盤を選択しやすくなります。

AIエージェントの普及にも対応、2027年から提供予定

今回の取り組みでは、Googleの第8世代TPUも紹介されています。

大規模AIモデルの学習向けに設計された「TPU 8t」と、推論向けの「TPU 8i」の2種類です。

TPU 8tは、前世代と比較してPod当たり約3倍の演算性能を備えるとされ、AIモデルの開発期間短縮が期待されています。

一方、TPU 8iは、複数のAIエージェントが繰り返し処理を行うような用途を想定して設計されています。

AIエージェントとは、利用者の指示に基づき、情報収集や判断、複数の作業を進めるAIのことです。

こうしたAIの利用が広がると、回答を生成するための計算処理も増加します。そのため、処理性能だけでなく、運用コストや電力効率も重要になります。

OCI上でのGoogle TPUの提供は2027年に開始する予定で、利用者の需要に応じて複数年にわたり規模を拡大する方針です。

企業のAI活用が実証実験から本格運用へと進むなか、計算基盤の選択肢が増えることは、AI導入の柔軟性を高める動きといえます。

今後は、実際の提供条件や性能、コスト面でどのような選択肢が生まれるのかが注目されます。

詳しくは、オラクル公式発表をご確認ください。

レポート/DXマガジン編集部

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