Indeed Japanは、日本・シンガポール・インドの労働者を対象に「2025年のキャリアの抱負」に関する調査を実施しました。収入向上や好きな仕事の追求という共通志向が見られる一方で、日本独自の傾向として浮かび上がったのは“ストレスとの向き合い方”でした。
日本だけが「ストレス軽減」を最重要視
調査によると、3カ国すべてで「好きなことを仕事にし、より稼ぎたい」という願望が共通して上位に挙がりましたが、特徴的なのは日本の回答傾向。キャリアの抱負で1位に選ばれたのは「ストレスを軽減し、仕事と私生活の調和を図る」(45%)で、インドやシンガポールとは異なる結果でした。
また、キャリアの障壁として「燃え尽き症候群や仕事のストレス」を挙げた日本人は36%にのぼり、他国と比べても高い割合を示しました。加えて、今後の取り組みとして「AIツールの活用による業務効率化」への期待も日本では高く、ストレスの要因をテクノロジーで解消しようとする姿勢がうかがえます。
一方、インドでは「人脈構築」、シンガポールでは「EQ(感情的知性)」がキャリア成長の鍵と認識されるなど、国ごとにキャリア形成の視点に違いが見られました。
詳しくは「Indeed Japan」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部海道