くふうウェディングのWEB招待状「Dear」が、セブン銀行のご祝儀収納サービスつつむと」と提携し、2025年10月20日より全国約28,000台のセブンATMで24時間現金入金が可能になります。口座開設不要で手数料は原則ゲスト負担なし。結婚式のご祝儀受け渡しに新しい選択肢が加わります。
ATM連携がもたらす利便性と運営効率
くふうウェディングが提供するWEB招待状サービス「Dear」は、これまで銀行振込とクレジットカード決済で提供してきた「ご祝儀・会費の事前支払い」機能を、セブン銀行のご祝儀収納サービス「つつむと」との連携により拡充します。2025年10月20日開始の本連携により、ゲストは全国約28,000台のセブン銀行ATMで「番号入力での取引」を選び、現金で事前にご祝儀や会費を入金できます。ゲストはセブン銀行の口座を開設する必要がなく、手数料はゲスト負担なしで利用可能な点が特徴です。24時間利用できるため、仕事や生活リズムが異なるゲストにも対応できます
主催者側の導入フローもシンプルです。新郎新婦(主催者)はDearの招待状作成時に「ご祝儀・会費の事前支払い」を設定してゲストに送付します。会費制パーティの集金にも対応しており、出欠と支払い状況を一覧で管理できます。ただし、ゲストが「つつむと」を利用するためには、システム利用料を主催者負担に設定する必要がある点に注意が必要です。入金されたご祝儀や会費はDearで預かり、主催者が申請すれば指定口座に振込まれます。これにより当日の現金管理や集計業務の負担が軽減され、式当日の運営がよりスムーズになります。
背景と実績も示されています。「つつむと」は2024年4月に先行利用を開始しており、2025年8月末時点で1,000組超の新郎新婦と約1万5,000人のゲストが利用、集まったご祝儀総額は5億円を超えています。Dearはデザイン性と機能性が評価され、グッドデザイン賞とA’ Design AwardをW受賞している点も強みです。今回のATM連携は、デジタル招待状と既存の現金文化を橋渡しする実装であり、ゲストの多様な支払いニーズに応えるハイブリッドな選択肢と言えます。
詳しくは「株式会社くふうウェディング」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















