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サムスン、「Galaxy XR」で生成AIと現実空間を融合 企業DXにも広がるXRの可能性

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サムスンは2025年10月22日に新型XRデバイス「Galaxy XR」を正式発表しました。Google・Qualcommと共同開発したAndroid XRプラットフォームとGoogleの生成AI「Gemini AI」を統合し、米国と韓国で発売(価格は1,799.99ドル)。日本での発売時期は未定です。

Galaxy XRの搭載機能と提供サービス

Galaxy XRはシステムレベルでGoogleの生成AI「Gemini AI」を統合し、音声・視覚・ジェスチャーを組み合わせたマルチモーダルAIを中核に据えています。高精度センサーにより頭部・手・目の動きをトラッキングし、視線やハンドジェスチャーでバーチャル空間を直感的に操作できます。プラットフォームは新しいAndroid XRで、GoogleマップやYouTube、Circle to Search、Googleフォトなどのアプリが最適化されています。

ハードウェア面では、6台の外部カメラや深度センサー、4つの視線追跡カメラ、6つのマイクを搭載します。ディスプレイはマイクロOLEDで解像度3,552×3,840(4K相当)を実現し、リフレッシュレートは60/72(デフォルト)/90Hz、視野角は水平109度・垂直100度です。チップはSnapdragon XR2+ Gen 2、メモリ16GB、ストレージ256GBを備え、重量は545gと公表されています。

利用環境や付帯仕様も明示されています。バッテリー持続時間は通常使用で最大2時間、動画視聴で最大2.5時間で、クイックスワップの外部バッテリーやオプションの「Galaxy XR Controller」が用意されます。発売版には「Google AI Pro」「YouTube Premium」「NBA League Pass」「Project Pulsar(Adobe)」などのサブスクリプションが1年分付帯するプロモーションも発表されています。米国と韓国での販売開始・価格は1,799.99ドル(約27万円)で、日本での販売は現時点で未確認です。

詳しくは「Samsung」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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