PayPay株式は2026年3月12日日本時間23時に米国市場で米国預託株式として新規上場を予定しています。米国市場では上場初日の取引開始が市場開場直後にならないケースが一般的で、初値が形成されるまで時間を要します。本件では、初値決定後に売買が開始される見込みで、上場当日の表示や予約注文の扱いにも留意点があります。米国市場の取引時間と予約注文の受付時間もあわせて示されており、実務対応の準備に役立つ内容です。
米国IPO当日の取引開始は初値決定後 市場開場直後の売買は想定しにくい
PayPay株式は、2026年3月12日に米国市場で米国預託株式として新規上場する予定です。日本時間では23時、米国時間では10時の予定とされています。米国のIPOでは、市場の開場時刻である日本時間22時30分または米国時間9時30分になっても、直ちに売買が始まらない事例が一般的です。上場初日は、公開価格での自動的な売買ではなく、市場の需給を踏まえて初値が決まり、その後に取引が開始されます。上場直後は注文が集中しやすく、需給バランスの確認と価格調整に時間を要するため、取引開始が遅延することがあります。実務上は、初値形成を確認してからの指値や成行の使い分けを検討し、開始直後の約定可否に注意する必要があります。
過去事例では初値決定まで1〜3時間程度 上場当日の画面表示にも注意点
過去の米国IPOの事例では、市場開場から概ね1〜3時間程度で初値が決定し、取引が開始されています。今回も、初値が決まり次第、買付および売却の取引が可能になる見込みです。取引が可能になった際には、アプリ内のお知らせなどで案内される予定です。上場日の取引開始までの間は、画面上の価格表示は発行価格となり、前日比は公開価格と現在値の比較で表示されます。表示仕様を理解しておくことで、価格認識の齟齬や誤発注のリスクを抑えられます。上場直後の板状況や約定動向を確認しながら、過度な価格乖離に注意を払うことが重要です。
米国市場の取引時間と予約注文の受付時間 初値決定前の売却予約は不可
PayPay預託株式の売買には米国市場の時間が適用されます。日本時間の取引時間は、夏時間が22時30分から翌4時50分、冬時間が23時30分から翌5時50分です。米国市場の閉場時は予約注文の受付が可能で、月曜日から金曜日は日本時間の夏時間が5時30分から22時29分、冬時間が6時30分から23時29分です。土日およびその他の休場日は、日本時間の夏時間で5時30分から翌営業日の22時29分、冬時間で6時30分から翌営業日の23時29分に受け付けられます。月曜日の予約注文は、前営業日の米国市場終了後にあたる日本時間6時30分から開始し、夏時間は5時30分からとなります。IPOで取得したPayPay預託株式は、初値が決まる前に売却予約を入れることはできないため、初値決定の有無を確認してから注文手続きを行うことが必要です。
詳しくは「PayPay証券」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 權






















