株式会社メルカリは、取引相手に氏名や住所、電話番号を伝えずに商品を返送できる「匿名返品サービス」を開始しました。提供開始は2026年3月2日10時から順次で、利用にはアプリのアップデートが必要です。対象となるのは、発送時にらくらくメルカリ便、ゆうゆうメルカリ便、エコメルカリ便を利用した取引です。返品時の送料は無料と案内され、購入者の負担軽減が図られます。一方で、梱包・発送たのメル便を利用した商品やメルカリShopsで購入した商品は対象外です。手続きは株式会社ネクストラボが提供する「返品くん」を用い、取引画面から遷移して進めます。返品可否の期限や通知方法、利用時の注意点も明確に記載されています。
匿名返品サービスの仕組みと対象条件 対象配送は3種 返送は店頭持ち込みで対応
匿名返品サービスは、取引メッセージで個人情報を交わすことなく返品できる仕組みです。返品時の送料は無料で、対象の配送方法で発送された取引に限り利用できます。対象外となるのは、梱包・発送たのメル便の取引とメルカリShopsの商品です。返送はヤマト運輸営業所、セブンイレブン、ファミリーマートから行い、集荷は利用できません。通知は「返品くん」に登録したメールアドレス宛に送られ、メルカリアプリ内のプッシュ通知やお知らせには表示されません。毎週月曜の午前3時から午前5時はヤマト運輸の定期メンテナンスのため、「返品くん」を使った回収手続きと発送は利用できない時間帯があります。利用開始は順次反映のため、アプリの最新化を事前に済ませる必要があります。
購入者の操作手順 住所入力から二次元コード発行、店頭での返品発送まで
購入者は取引画面の「返品元住所を入力する」をタップし、「返品くん」を開いて同意事項を確認後に開始します。注意点を確認し、選択中の返品商品に誤りがないかをチェックして次へ進みます。返品商品情報と発送者情報を入力し、内容確認に同意して手続きを完了します。完了後は出品者の手続きが済むまで待機し、出品者の入力完了後に「商品を発送してください」の画面へ移行します。発送場所としてヤマト運輸、セブンイレブン、ファミリーマートのいずれかを選ぶと二次元コードが発行され、店頭で提示して発送します。入力不足があると次へ進めないため、未入力の必須項目がないかを再確認します。返品はキャンセル申請承諾から3日を目安に進めることが案内されています。
出品者の操作手順 返品先登録が完了するまで購入者は発送不可
出品者は取引画面の「返品先住所を入力する」から「返品くん」を開き、同意事項を確認して開始します。返品対象に誤りがないかを確認し、注意事項のチェックを行って次へ進みます。お客さま情報と返送先の住所を入力し、内容確認に同意して「返品手続きを完了する」をタップします。出品者が必要情報を登録するまで、購入者は商品を発送できません。登録後は購入者の発送を待ち、進捗通知は「返品くん」で登録したメールアドレス宛に届きます。取引画面の文言は返品完了とキャンセル手続きが行われるまで変わらない仕様です。登録完了の可否は、メールの到達で確認できます。
利用期限と注意事項 不正利用防止や住所変更、追跡確認の方法を明確化
匿名返品サービスの利用可能期間は、キャンセル申請の承諾から10日以内です。長期にわたり対応がない場合は、取引状況を確認のうえ取引完了やキャンセルが行われる場合があります。住所の誤入力は、発送前であれば「返品くん」内の該当ボタンから修正でき、発送後はヤマト運輸サービスセンターへ連絡します。匿名返品は集荷に対応していないため、店頭持ち込みでの発送となります。お客さまの端末側で発送通知ができず、事務局が発送通知を代行した場合は、匿名返品サービスは利用できません。返品状況はメルカリアプリ内には表示されないため、取引画面のボタンから「返品くん」を開き、発送や配送状況を確認します。複数の取引商品をまとめて送ることはできず、取引ごとの個別発送が必要です。
トラブル時の対応 Q&Aの要点と連絡先の整理
出品者が返品先の登録をしておらず購入者が発送できない場合は、キャンセル申請承諾から24時間を目安に待ち、進捗がないときは取引メッセージで確認します。連絡がない場合は事務局が出品者へ対応状況を照会します。購入者が発送しない場合は、出品者は返品先の登録有無を確認し、登録済みなら3日を目安に対応を待ってから取引メッセージで状況を確認します。誤って別の商品を発送した場合は、「返品くん」で伝票番号を確認し、ヤマト運輸サービスセンターに連絡します。取引画面の表示は返品完了まで変わりませんが、住所登録完了の通知がメールで届いていれば手続きは有効です。梱包は到着時のサイズを目安に、必要に応じて緩衝材を使用します。キャンペーンや通知の連絡は「返品くん」で登録したメールアドレスに届くため、受信環境の確認が推奨されます。
詳しくは「株式会社メルカリ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部






















