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あなたの車は大丈夫?ダイハツがブレーキ不具合でリコール

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ダイハツ工業株式会社は、ムーヴ、ウェイク、ハイゼット キャディーの一部車両について、カウルルーバーの組付け指示不備に起因する不具合が判明したとして、令和8年3月26日にリコールを届出しました。止水シール部からの雨水などがブレーキブースタに滴下し、錆の発生と進行により、最悪の場合にはブレーキブースタに穴があき、ブレーキペダルの操作力が増大して制動距離が長くなるおそれがあると説明しています。対象となるユーザーには販売会社からダイレクトメールで案内し、無償で点検と必要な改善措置を実施します。周知は使用者向け通知と自動車特定整備事業者向けの機関誌掲載で行われます。対象車両の製作期間は平成28年から令和5年にわたり、対象台数は複数車種にまたがります。安全に直結する部位であるため、案内が届いた場合は速やかな入庫予約が求められます。

不具合の内容と想定されるリスク

不具合は、カウルルーバーの車体への組付け指示が不十分であったことにより、止水シール部の不備から雨水などがブレーキブースタへ滴下する事象です。ブレーキブースタ内部や下端部に水分が影響することで錆が発生し、そのまま使用を続けると錆が早期に進行します。錆の進行が著しい場合には、ブレーキブースタに穴あきが生じる可能性があり、ペダル操作に必要な力が増してしまいます。結果として制動距離が伸び、緊急時の停止性能に影響を与えるおそれがあります。水の侵入は降雨時や洗車、融雪環境などで発生し得るため、気づかないうちにダメージが蓄積することがあります。ブレーキの効きに違和感がある、ペダルが重いなどの兆候があれば、運転を控え、早期に点検を受けることが重要です。今回の届出は、組付け指示に起因する設計・製造上の取り扱いに関する是正を目的としています。

改善の内容と作業フロー

全対象車両でブレーキブースタを点検し、錆の状態に応じて三段階の改善措置を実施します。錆がない、または軽微な状態であれば防錆剤を塗布して進行を抑制します。ブレーキブースタ下端部に雨水滴下による広範囲の錆が認められる場合は、防錆剤塗布に加えてカウルルーバーの止水シールを対策品に交換します。錆が進行し、剥がれまたは穴あきがある場合はブレーキブースタ自体を新品に交換し、あわせて止水シールも対策品へ交換します。これらの作業は無償で行われ、改善済み車両は車台番号打刻のハイフン下側に黄色ペイントを塗布して識別されます。対象車かどうかは車台番号で判定されますが、番号範囲内でも対象外の個体が含まれる場合があるため、販売店での確認が必要です。作業時間や予約方法は販売会社の案内に従い、計画的な入庫を行うことが求められます。

対象車両の範囲と台数

対象はムーヴ、ウェイク、ハイゼット キャディーの一部生産期間の車両です。ムーヴでは型式DBA-LA150SのLA150S-0168836からLA150S-0182402までが平成30年9月18日から平成30年12月24日の製作で13,567台、さらにDBA-LA150S、3BA-LA150S、5BA-LA150SのLA150S-2000054からLA150S-2159311までが平成31年1月16日から令和5年6月21日の製作で159,065台となっています。ムーヴのDBA-LA160SはLA160S-0038593からLA160S-0041744までが平成30年9月18日から平成30年12月21日で3,152台、またDBA-LA160S、3BA-LA160S、5BA-LA160SのLA160S-2000052からLA160S-2035883までが平成31年1月16日から令和5年6月21日で35,825台です。ウェイクではDBA-LA700S、3BA-LA700S、4BA-LA700SのLA700S-0076197からLA700S-0184774までが平成28年9月22日から令和4年8月8日で108,530台、DBA-LA710S、3BA-LA710S、4BA-LA710SのLA710S-0016296からLA710S-0036176までが平成28年9月22日から令和4年8月5日で19,868台です。ハイゼット キャディーではHBD-LA700VがLA700V-0002176からLA700V-0005356までで平成28年9月22日から令和3年3月26日の製作が3,179台、HBD-LA710VがLA710V-0000420からLA710V-0001487までで平成28年9月23日から令和3年3月27日の製作が1,067台です。対象車両は複数年にまたがり、多数の台数が該当するため、個別の車台番号での確認が欠かせません。

問い合わせのポイント

周知は使用者へのダイレクトメール等の通知により行われ、自動車特定整備事業者には日整連が発行する機関誌への掲載で情報提供されます。改善済み車両の識別として、車台番号打刻部のハイフン下側に黄色ペイントが塗布されます。対象車の車台番号範囲は公表されていますが、範囲に含まれていても対象外となる場合があります。対象判定は最寄りの販売会社での確認が必要であり、製作期間は購入時期と一致しないことがあるため、誤認に注意が必要です。案内が未着でも心当たりがある場合は、販売店に車台番号を伝えて確認すると確実です。点検と修理は無料で実施されるため、都合のよい日時を予約したうえで入庫を依頼します。安全性に関わる内容のため、通知を受け取った後は速やかな対応が望まれます。

詳しくは「ダイハツ工業株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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