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クレカ被害が6割減!Yahoo!ショッピング、AI自動審査と厳格な出店管理で「安全」を証明

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LINEヤフー株式会社が運営するYahoo!ショッピングは、2025年下半期の安全・安心への取り組みレポートを公開しました。出店審査の厳格化や不適切商品の排除、レビュー不正対策、AIによる不正決済審査などを体系的に実施した結果を示しています。あわせて実施した出店ストア向けアンケートでは、不正対策に安心感があるとする回答が約6割となりました。運営のやりづらさはほとんどないとの回答が多数で、負荷抑制と強固な対策の両立がうかがえます。対象期間は2025年7月から12月で、公開日は2026年3月27日です。取り組みはモールの公平性と取引の安全性を高めることを目的に進められています。

審査厳格化と不適切商品の排除 強化の軌跡

Yahoo!ショッピングは、出店審査と開店審査の二段階審査のうち、2024年以降に出店審査を厳格化しました。合格率は一時的に大幅低下したものの、工程見直しを重ね、信頼性を担保できる事業者を中心に安定推移させています。2025年下半期からは審査対象商材を追加し、不適切商品の排除を一段と強めています。偽造品が多いワイヤレスイヤホンは、2025年9月から販売時審査が必要な商材として指定されました。これにより、疑義の生じやすいカテゴリでの品質確保を図っています。売り場全体の信頼性を底上げするための、審査と排除の一体的な運用が続けられています。結果として、安全で安心な売買環境の実現に向けた基盤整備が進行しています。

架空注文や評価操作の抑止と配送の実態確認を徹底

2025年7月からは実態のない注文を繰り返す悪質事業者の排除と、優良ストアアイコンやランキングの不正操作防止に着手しました。架空注文などで評価や表示順位を不正に操作する行為を抑止し、公平で公正な取引環境を維持する狙いです。さらに、優良配送アイコンの適正化に向けた対策を2025年12月から強化しています。配送伝票番号の入力を必須化し、各配送会社への照会で配送実態を確認する仕組みを導入しました。不正が発覚した事業者には規約に基づく違反措置を実施する方針が示されています。これにより、表示の信頼性を高め、安心して選べる環境整備を推進しています。実務上は、伝票情報の正確入力と運用フローの整合が重要になります。

レビュー不正対策を拡充 ストア3.6万件 商品36万件超を削除

やらせレビューを中心とする不正レビュー対応を強化し、2025年2月からストアレビュー削除をシステムで自動化しました。さらに2025年6月からは商品レビューの削除にも対象を拡大しています。2025年下半期には不正とみられるストアレビュー36,454件、商品レビュー360,161件を削除しました。自動化により網羅性と処理速度が向上し、評価の信頼性を高めています。レビューの健全化は購買意思決定の質を左右するため、継続的な監視と措置が実装されています。結果として、実態に即した評価の可視化が進み、売り場の透明性が高まっています。

AI自動審査で不正決済被害を大幅抑制

不正決済対策では、2025年12月からAIによる自動審査を導入しました。従来の不正判定やEMV 3-Dセキュアなどに加え、AI活用で監視体制を強化しています。目視審査の品質を維持しつつ、自動審査比率を40%まで拡大しました。夜間審査の自動化により、効率的で安定した運用が可能になっています。総合的な強化の結果、2025年下半期のクレジットカード不正被害発生金額は前年同期比で64.2%減少しました。被害額の大幅減は、複合的な対策が有効に機能していることを示すデータと位置付けられます。

アンケート結果と今後の方針 安心と負荷抑制の両立を継続

出店ストア向けアンケートでは、不正対策に安心感があるとの回答が56.6%でした。出店継続の理由として42.4%が安心して利用できる点を挙げ、対策強化による運営のやりづらさはほとんどないとの回答が75.7%となりました。他社比較で不正対策が優れているとの回答は38.5%で、その理由として83.2%が不正被害の少なさを指摘しています。自由記述では、取り締まりの強化や決済トラブルの少なさ、認証強化が運営のストレスになっていないとの声が寄せられました。今後は、出店審査基準の見直しや本人確認の強化で不正目的の出店を未然に防止します。優良配送の判定基準見直しや、ガイドライン違反内容の情報提供充実も予定されています。

詳しくは「LINEヤフー株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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