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Z世代の62.2%が「スマホ疲れ」を自覚。主因の8割はSNS、渋谷調査で判明した“アテンション地獄”の実態

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スマホを置きたい若者が増えています。15〜24歳の62.2%がスマホ疲れを自覚し、要因の79.3%がSNSだと答えました。渋谷発の調査機関が示したのは、アテンションから離れる消費行動の拡大です。なぜ疲れ、何を求めるのか。数字と証言から実態をたどります。

アテンション・デトックスは「戻るための充電」行動か

株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営するSHIBUYA109 lab.は、15〜24歳の男女574人にWEB調査とインタビューを実施しました。スマホ疲れの背景にあるのは、SNSが生む三つのアテンションです。自分に向かうアテンション、人との関係に向かうアテンション、情報に向かうアテンションに整理しました。最も負荷が高かったのは自分に対するアテンションでした。時間が消える、寝不足になる、更新が止まらないといった具体の負担が並びました。面倒くさい、不安、自己肯定感の低下などの感情も高く出ています。投稿の反応が少ないと自信を失うという声もありました。友人とのやりとりが続く負担や、真偽不明の情報への不安にも言及がありました。スマホから離れたいという意向は67.6%に及びました。離れた時間にやりたいことは、リラックスが43.6%、リフレッシュが41.1%、一つに集中が37.2%でした。実際に離れる行動を取る人は7割を超え、散歩が20.2%、読書が20.2%、映画館が16.4%となりました。映画鑑賞中はスマホをいじらないという証言も得られました。所長は、完全に離れるのではなく、再びSNSに戻るためのエネルギーチャージとして広がると見立てています。安心して手放せる体験の設計が鍵になると述べています。陶芸や編み物、映画館など、両手を使う体験や没入できる場所が示唆されました。若者の承認と安全なつながりを前提に、クローズドかつ消える投稿の利用が広がっている点も補足されました。SHIBUYA109 lab.の過去調査ではメインアカウントを鍵にする人が68.7%でした。投稿先はストーリーズやBeReal.などに寄っているという結果も示されました。今回の調査は一都三県の高校生から専門学生までを対象に、2026年2月に実施されています。デプスインタビューは高校生と大学生の合計8人に行われました。回答率の小数点処理により合計は100%にならない場合があると注記しています。商業施設運営に留まらずエンタテイメント事業を展開する株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが所管し、所長は長田麻衣氏です。Z世代の「今」を捉える取り組みの一環として公表されました。

本調査が示すのは、アテンションが若年層の感情に直結している事実です。離れる時間の充実が、結局はスマホとの関係を健全化するという循環も見えてきます。

詳しくは「株式会社SHIBUYA109エンタテイメント」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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