都市部の若年層を中心に、結婚につながる出会いがマッチングアプリへシフトしています。株式会社エニトグループは、全国の20〜39歳の既婚男女を対象に実施した調査のうち、20〜29歳の既婚者2,352名について分析し、結婚のきっかけで「マッチングアプリ」が最多となったと公表しました。20代全国では27.2%がマッチングアプリ婚で、他の出会い方を上回る結果です。特に東京都在住の20代ではマッチングアプリ婚が39.6%に達し、都市部における選択肢の広がりが数字に表れました。さらに東京都在住の20代女性に限ると45.6%と高く、2人に1人に迫る水準です。若い世代の結婚におけるデジタル活用が、主要な出会いの経路として定着しつつある状況が浮き彫りになりました。
調査結果の詳細と年齢層別の示唆
20代全国の既婚者2,352名の分析では、結婚のきっかけの1位がマッチングアプリで27.2%でした。この割合は、オンラインによる出会いが結婚のプロセスに深く入り込んでいる実態を示します。東京都在住の20代に対象を絞ると、割合は39.6%へ上昇し、人口集積地でのデジタルマッチングの受容がより進んでいることが確認できます。特に東京都在住の20代女性では45.6%に達し、性別と居住地の組み合わせによって浸透度が大きく異なることがわかりました。こうした差異は、生活圏の広さや時間の使い方、価値観の多様性などの背景と相関しやすいと考えられます。調査はいずれもインターネットリサーチで実施され、有効回答数や期間が明示されているため、トレンド把握の素材として有用です。対象条件や時期を踏まえ、今後も継続的な推移を確認することが重要になります。
マッチングアプリ「with」が20代の結婚における出会いで1位
20代のマッチングアプリ婚当事者を対象にした別調査では、現在の配偶者と出会ったアプリとして「with」が25.3%で1位となりました。調査は株式会社エニトグループが実施し、対象は全国の20〜29歳の既婚男女300名です。期間は2026年4月22日から4月29日で、インターネットリサーチが用いられました。マッチングアプリが結婚に直接つながる場として機能していることが数字から読み取れます。特定のサービス名が挙がることで、出会いの場の実像がより具体化しました。サービス提供側にとっては、ユーザーが結婚に至るまでの導線を磨くことが重要になります。ユーザー側は、結婚を視野に入れた設計のアプリや機能を選択することで、目的に沿った活動がしやすくなります。
調査設計と活用のポイント
20代に関する主調査は、株式会社ジャストシステムのFastaskを用いたインターネット調査で、2026年4月6日から4月20日に実施されました。有効回答数は2,352名で、男性726名、女性1,626名です。別調査は同じ手法で、マッチングアプリ婚当事者300名を対象に行われました。いずれも年齢や職業、住まいはアンケート時点のデータとされています。これらの前提を踏まえると、20代においてマッチングアプリが結婚への主要経路として広がっていることが一貫して確認できます。都市部の割合が高い点は、地域ごとの出会い方の違いを示す参考指標になります。実務では、エリア別の利用状況を踏まえた情報設計や、目的別に最適化された導線の整備が有効です。サービス選定やコミュニケーション設計の際は、年代と居住地の組み合わせに注目し、数値で裏づけることが重要になります。
詳しくは「株式会社エニトグループ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















