スパイラルローキャス株式会社は、教育現場向け連絡システム「すぐーる」の「調査票」に新機能を追加しました。調査票は家庭環境調査票など毎年提出が必要な書類をデジタル化する機能で、横浜市との共同開発を経て実装され、紙でのやり取りに伴う個人情報漏えいリスクの低減と教職員・保護者の負担軽減に寄与してきました。今回の拡張では、自治体の管理画面から調査票テンプレートを作成・管理できるようになり、運用フローに合わせた柔軟な設計が可能になりました。住所や電話番号、保護者氏名などの共通設問を設定でき、保護者が一度入力した情報が次回以降に引き継がれるため、同一情報の再入力負担が下がります。さらに、同一テンプレートの過去回答との差分をハイライト表示でき、確認担当者は変更点を一目で把握できるため、照合作業の時間短縮と見落とし防止が期待できます。帳票テンプレートに基づくPDF出力にも対応し、提出や保管の業務にも活用しやすくなりました。
自治体での運用性を高める設計 テンプレート管理から帳票出力までを一気通貫
今回の機能追加により、調査票の作成・管理、保護者の回答、担当者の確認、帳票出力までの一連の業務を効率化します。自治体の目的や手続きに合わせてテンプレートをカスタマイズできるため、現場のフローに合わせた展開がしやすくなります。共通設問の活用は入力の省力化だけでなく、データの整合性向上にもつながります。差分表示は過去回答との比較を前提にしているため、担当者は変更箇所の確認に集中でき、確認作業の平準化が進みます。帳票出力は自治体が登録した帳票テンプレートを用いるため、既存の提出や保管の運用とも親和性が高い構成です。これらを通じて、毎年繰り返される調査票業務を継続しやすい仕組みとし、教職員と保護者双方の負担軽減と持続可能な校務DXの定着に寄与します。
すぐーるの導入状況と今後の展開 全国268自治体で活用しデジタル連携を拡充
すぐーるは情報共有ソリューション「Locas」を構成するサービスの一つで、学校、家庭、地域をつなぐ連絡システムとして、教育現場の各種連絡業務を集約しています。現在は全国268の自治体に導入され、政令指定都市6市、県教育委員会7件を含む幅広い現場で活用されています。スパイラルローキャスは本機能の紹介に関するWebセミナーを開催し、調査票や面談調整のデジタル化をテーマに情報提供を行います。今後はすぐーるを通じた教育現場のデジタル活用を進め、学校、家庭、地域がデジタルでつながる環境づくりに取り組みます。さらに、Locasを軸にサービス連携や機能拡充を図り、自治体や地域現場のニーズに即した支援を強化していく方針です。継続的な機能改善と現場適合を重視し、校務DXの基盤整備を後押しします。
詳しくは「スパイラルローキャス株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















