プラスト株式会社とエクスモバイル株式会社は、子どもを持つ全国の20歳から59歳の男女500名を対象に、子どものスマホ利用に関する意識調査を実施しました。期間は2026年9月5日から9月12日で、インターネットアンケートにより有効回答500件を集計しています。自分専用のスマホを持つ適切な時期は中学生が31.2%で最多でしたが、小学生のうちを挙げた回答の合計も47.0%に達しました。心配ごとの1位はSNSやネットでの詐欺やトラブルで62.4%となり、いじめや知らない大人との接触も上位に並びました。端末の破損や紛失への不安は84.0%が感じると回答され、初めての端末選びの難しさが浮き彫りになっています。入手方法は新品購入が57.6%で最多でしたが、中古やお下がり、レンタルを選ぶ層も一定数存在します。
スマホの持たせどきと不安の実態
適齢期は中学生が31.2%で最も多く、高校生は19.2%でした。小学校高学年は17.2%、中学年は13.2%、低学年は16.6%となり、小学生の合計は47.0%です。背景には部活動や塾、見守りの必要性など、生活環境の変化があるとされています。心配事項ではSNSやネットの詐欺やトラブルが62.4%と最上位で、高額課金は51.8%、いじめや誹謗中傷は51.4%、知らない大人との接触は48.2%でした。視力や睡眠への影響は45.6%、勉強への影響は33.8%となり、複数の不安が併存する様子が示されています。端末の取り扱い面では、壊すや紛失することへの不安が84.0%に上り、連絡手段としての役割が損なわれる懸念も指摘されています。自由回答では、課金に関する請求トラブルや、ゲーム内掲示板を通じた想定外の接触など、具体的な経験談が寄せられました。管理のルールを定めても解除されるケースがあり、設定だけでは限界があるとの声も目立ちます。
初めての一台の入手方法と対策の考え方
初回の入手方法は新品購入が57.6%で最多となり、続いて親や兄弟のお下がりが26.0%、中古の安価購入が24.2%、レンタルの月額利用が10.2%でした。新品志向が半数を超える一方で、壊すやなくす不安が84.0%という結果との間にギャップが見られます。対策については、フィルタリング設定が59.4%、利用時間のルール決めが57.0%、課金時のパスワード必須化が52.2%、使用するアプリの保護者管理が44.6%でした。定期的な利用履歴のチェックは35.2%にとどまり、プライバシー配慮や継続の難しさがうかがえます。自由回答では、親に相談するルールを徹底したことで詐欺メールに落ち着いて対応できた事例が挙げられました。ゲーム内チャットなど想定外の接点が盲点になるという指摘もあり、SNSを使わせていない場合でも注意が必要です。調査全体からは、管理の限界を前提に、壊れても失っても立て直せる形での端末選定と、入口での設定やルール整備の重要性が見て取れます。
詳しくは「プラスト株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















