三菱UFJ信託銀行株式会社は「三菱UFJトータルリワードレポート10月号」を公表しました。本号は四つのテーマを掲げ、確定給付企業年金の財政検証で積立超過に焦点を当てています。継続基準と非継続基準に加え、資産超過を判定する積立超過に抵触すると掛金減額が必要となり、足下の金利上昇で抵触可能性が高まると整理しています。2026年3月決算の総幹事DB年金データを根拠に、仕組みの理解と事前備えの重要性を示しました。人的資本経営では、ISO 30414が可視化と報告の視点を、ISO 30201が継続運用と改善の視点を提供するとし、採用から処遇、エンゲージメントまで一体で捉え企業価値向上につなげる役割を明確化しています。
また、ファイナンシャル・ウェルビーイングと金融リテラシーの低下傾向を示し、インフレや地政学リスク、制度の複雑化が経済的不安を高めている可能性を述べています。FWBは年齢や年収よりも金融リテラシーと保有金融資産との関係が強く、同程度の資産でもリテラシーが高い層ほどFWBが高い傾向が確認されました。定年延長に関しては、60歳以降も従来同様の役割を期待し年齢によるポイント加算制限を撤廃した事例と、役割や処遇を変更してポイント積上げを止め受給開始の繰り下げ規定を追加した事例の二例を提示しています。制度変更では人事制度との整合性や公平性、コストと会計影響の確認に加え、終身年金の受給開始繰り下げ時の受取総額や給付減額該当有無、補填要否の検討が重要としています。
詳しくは「三菱UFJ信託銀行株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部




















