NECは、従業員数50名以上かつ年商10億円以上の組織で業務にAIを利用する22〜59歳の男女513名を対象に、「働く人のAIとウェルビーイングに関する意識調査」を公開しました。業務でのAI活用に満足している層は66.9%でしたが、AI活用による幸福感や充実感を感じる層は49.7%にとどまり、17.2ポイントの乖離が明確になりました。満足していて幸福でもある人は4割強で、満足しているのに幸福感が上がらない人は23.0%でした。組織のルール整備状況との関係では、4項目の条件がいずれもない場合に幸福感は25.8%で、1項目でも該当すると45.6%、4項目すべてが整う組織では73.9%でした。一方で、4項目すべてを整備済みの組織は30.6%にとどまっています。効率化で生まれた時間の転換意向では「人にしか出せない仕事の強化」が35.5%で最多となり、「より創造的な仕事」「新しい挑戦の時間・機会」も3割前後でした。
実態面では「すでに価値創出に活かせている」は15.4%にとどまり、「やりたいが、仕組みや受け皿がない」は27.5%でした。価値転換できている人の幸福感は84.8%で、受け皿がない人は31.2%となり、53.6ポイントの差が確認されています。5〜10年後に重視する働き方では、ワークライフバランス志向、プロフェッショナル志向、ステップアップ志向、ソーシャルグッド志向、ヒューマンタッチ志向、ニュートラルの6タイプに分類されました。タイプごとにAIへ求める支援が異なり、組織の設計も一様ではない点が示されています。NECは調査結果を踏まえ、有識者5名のインタビュー記事を公開しました。人工知能研究、幸福学、事業・マーケティング、経済学、実務の観点から、創造性を守る時間の使い方や、効率化の先にある幸福、主体性や問いの重要性などを取り上げています。調査は2026年7月にインターネットで実施され、対象は日本全国の条件該当者で、組織に関する回答は個人の認識に基づきます。
詳しくは日本電気株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















