大学生向け学習管理SNSを提供する株式会社ペンマークは、公式LINEアカウント利用者を対象に実施した「大学生のお金と就活に関する実態調査」の結果を公表しました。調査は2026年8月6日から8月17日にかけて、スマートフォンWebで実施され、有効回答数は239人でした。結果によると、すでに投資をしている大学生は28.0%で、興味はあるがまだ始めていない38.1%と合わせると66.1%が投資に前向きでした。投資をしている学生のうち85.1%がNISAを利用し、ポイント投資が44.8%、NISA以外の株式投資が34.3%と続きました。暗号資産は4.5%、FXは3.0%で、1割未満にとどまる結果でした。
投資の未実施理由では、お金に余裕がないが36.6%、何から始めればいいか分からないが33.7%と二大障壁が示されました。興味はあるがまだ始めていない学生に限ると、お金に余裕がないが45.1%に上昇しており、元手不足が立ち上がりの足かせになっていることが分かりました。始める条件としては、少額から始められるが48.3%、無料でお試しができるが43.0%、分かりやすく教えてくれる人やコンテンツがあるが37.8%でした。小さく始める選択肢や学習機会が行動を後押ししている様子が見て取れます。
学校教育における金融リテラシーの習得状況については、高校までの授業で投資や資産形成を学んでいないが62.3%で最多でした。学年別では1・2年生の52.3%、3年生以上の66.4%が学んでいないと回答し、大学在学中でも学習機会の不足感が続いていました。学んだと回答した学生の投資実施率は59.1%で、学んでいない層の24.8%と比べて約2.4倍でした。設問は本人の認識に基づく回答であり、実際の履修有無を確認したものではない点も明示されています。
投資詐欺や怪しい勧誘に関しては、周囲で見聞きしたが28.5%、不安はあるが見分け方が分からないが25.1%でした。特に気にしたことはないが42.7%で最も多い一方、実際に勧誘や被害に遭ったことがあるは3.8%存在しました。SNSや友人経由の情報接触が一定程度ある中で、見分け方に関する知識不足が課題として示されています。構成比は四捨五入の影響で合計が100%にならない場合があり、合算値は実数から算出されている旨の注記も付されています。
本調査はPenmark公式LINEアカウント利用中の学生を対象としたスマートフォンWeb調査で、回答者は学部・短大1年から5年以上、大学院生までを含む239人でした。投資行動に対する関心は高く、NISAとポイント投資が中心である実態が明確になりました。未実施の理由や開始条件、教育状況、詐欺への接触と不安の実情など、大学生の資産形成環境を多面的に示すデータとなっています。
詳しくは株式会社ペンマークの公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















