京王エージェンシーは、渋谷エリア最大級の縦型LEDビジョン「KEIO MIRARERU VISION 渋谷メガウォール」を活用し、Hakuhodo DY ONE、SAMANSAと協業した新広告メディア「マチカドキネマ」を2025年11月28日より提供開始しました。ショート映画と広告を組み合わせ、通行人の注視を高める新しいDOOH体験です。
マチカドキネマとは何か、そして広告の接触が変わる理由
「マチカドキネマ」は、SAMANSAが厳選したショート映画をビジョンで上映し、その前後または上映中下部に広告を配信する新形式のDOOHです。上映されるのは8〜10分程度のショート映画で、SAMANSAはアカデミー賞受賞作を含む500作品以上を保有しており、質の高いコンテンツ通行人の視線を長時間捕まえます。これにより、従来の短い表示で終わるDOOHに比べ、注視率と視聴時間を大きく伸ばすことが期待されます。
同サービスは、京王エージェンシーが管理する縦型LEDビジョン「渋谷メガウォール」(サイズ78.00㎡、H13.00m×W6.00m、3.9ミリピッチ)を舞台に展開します。立地は渋谷駅近くの道玄坂と文化村通りの交差点で、09:00〜24:00に配信可能な媒体です。立地と画面サイズの相乗効果で、多様な生活者にリーチできる点が強みです。放映は1日あたり約15回、1回あたり約10分のサイクルで行われ、オープニング・エンディングの動画枠や上映中下部の静止画枠が広告枠として設定されています。
技術面では、Hakuhodo DY ONEが提供する広告配信サービス「WISE Ads」との連携により、データ駆動での配信が可能です。京王エージェンシーは2025年1月からWISE Adsを活用した独自プラットフォームを構築しており、今回のマチカドキネマはその延長線上にあります。これにより広告主は配信の精度や効果測定の向上を見込め、ROI可視化につながる運用が期待できます。
販売面では、4週間500万円、13週間1,200万円、26週間2,000万円(いずれも税抜)という料金体系で提供されます。スポンサー企業が決定次第放映を開始する仕組みで、企業は渋谷という若年層の集まるエリアで映画体験と融合した広告触を獲得できます。広告の枠組みはオープニング(動画)、エンディング(動画)、上映中下部(静止画)に明確に分かれており、クリエイティブ設計の柔軟性もあります。
京王エージェンシーは、単なる掲出スペースの提供に留まらず「見たい」と思わせる能動的な視認につながる仕組みづくりを目指しています。渋谷メガウォールという物理的なインプレッションに、SAMANSAの質の高いコンテンツとWISE Adsの配信制御を掛け合わせることで、従来の屋外広告から一歩進んだ「体験型DOOH」を提示しました。生活者の注視を集めることが、広告の価値向上に直結すると見込まれます。
マチカドキネマはコンテンツと広告の“時間軸”を組み合わせることで、屋外広告の接触時間を設計可能にしました。渋谷という舞台と高品質な短篇群が、DOOHにおける新たなベンチマークを築く可能性があります。
詳しくは「株式会社京王エージェンシー」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部






















