月額4,980円で人気サウナを横断利用できる「FLEXKEY」が、オフピーク特化のサブスクで業界の稼働ムラを狙います。クラウドファンディングを11月5日から開始するこの試みは、データと提携でサウナを日常化するDXの実践例です。OPTIMISTの挑戦を、DX推進の視点で整理します。
サービス設計とDXのコア
FLEXKEYは株式会社OPTIMIST（代表：松山駿佑）が提供する、提携サウナ・温浴施設のオフピーク時間帯を横断利用できる月額定額サービスです。料金は月額4,980円（税抜）、利用は1日1回90分まで、利用可能時間は各施設が設定します。現時点の提携施設にはPARADISE 三田、ライオンサウナ 新橋、スゴイサウナ 赤坂、スゴイサウナ＆ステイ 麻布十番駅前店、生姜サウナ 金の亀、サウナ道場など都心の人気店が含まれ、12月のサービスローンチを予定しています。オフピーク活用により、サウナを「娯楽」から「日常の健康習慣」へと広げることを目指します。
OPTIMISTは提携施設に対し導入コストゼロで参加可能とし、低稼働時間帯の有効活用で機会損失を最小化すると説明しています。提携の狙いは新規顧客層の呼び込みと長期的な顧客基盤の拡大、ブランド価値の向上です。サービスは複数施設の横断利用を可能にするプラットフォームとして設計され、施設側・利用者側双方のメリットを打ち出しています。提携拡大により、より多様な施設での利用が期待されます。
ローンチ前の資金調達・会員獲得手段として、Makuakeで2025年11月5日〜12月15日にクラウドファンディングを実施します。リターンは1ヶ月〜年間会員権まで複数用意され、割引率（例：3ヶ月20%OFF、6ヶ月30%OFF※先着50名など／年間37%OFF※先着37名など）や法人向けの企業ロゴ掲載枠付き会員権も設定されています。先行販売は資金確保と初期会員のコミュニティ形成、価格検証の役割を果たします。
FLEXKEYは温浴メディア「SpaWorks」をはじめ、業界を支える複数のメディアやパートナーから支援受けています。OPTIMISTは提携施設を順次全国へ拡大するとともに、サービス開始後の運用を通じて提携先の稼働改善や利用者の習慣化を目指します。今後は提携拡大と運用体制の整備が、サービスの安定的な成長に直結します。
詳しくは「株式会社OPTIMIST」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
