SCSKは2021年10月15日、仮想デスクトップ環境「Azure Virtual Desktop(AVD)」の導入・運用を支援するサービスを発表しました。同年10月1日より提供を開始しています。同社はすでに住友商事に2021年8月からAVDを提供しており、今後3年で100社の導入を目指します。
テレワークの増加に伴い、セキュリティと利便性をどう両立させるのかが課題として顕在化しつつあります。そこで今、仮想デスクトップ(VDI)を新たなワークプレイスとして整備する企業が増えていると言います。
なおVDIとは、Virtual Desktop Infrastructureの略で、サーバーやクラウド上に仮想的に構築したデスクトップ環境を、遠隔地にあるクライアント端末に画面転送して利用する仕組みです。ユーザーは端末にデータを保存せず、多様なデバイスから集中管理されたデスクトップ環境へアクセスすることが可能です。
via www.scsk.jp
同社が今回提供するVDIは、マイクロソフトの仮想デスクトップ環境「Azure Virtual Desktop」。Microsoft Teamsなどのマイクロソフト製品との親和性が高いほか、Windows 10のマルチセッション対応という特徴もあります。
同社では今年度、200名のAVD関連技術者を育成し、AVDについての検証支援サービスから、構築サービス、運用サービス、フルマネージドサービス、ネットワーク接続サービスと随時サービスを拡大していく考えです。
具体的なサービスの種類と提供開始日は次の通りです。
・Azure Virtual Desktop向け検証支援サービス(2021年10月)
・Azure Virtual Desktop向け構築支援サービス (2021年10月)
・Azure Virtual Desktop向け運用サービス (2022年1月予定)
・Azure Virtual Desktop向けマネージドサービス (2022年4月予定)
・Azure Virtual Desktop向け検証支援サービス(2021年10月)
・Azure Virtual Desktop向け構築支援サービス (2021年10月)
・Azure Virtual Desktop向け運用サービス (2022年1月予定)
・Azure Virtual Desktop向けマネージドサービス (2022年4月予定)