株式会社TBグループ(本社:東京都文京区、代表取締役会長兼社長:村田三郎)は、関西地区で初めてサブスクリプション型クラウド対応LEDビジョンサービス「GO!VISION」を導入しました。この画期的なサービスは、奈良の中心市街地に位置する「たこ焼き八兵衛(奈良公園奈良三条通店)」に設置され、国内外から訪れる数多くの観光客をターゲットにしています。
JR奈良駅から奈良公園、春日大社に向かう三条通り沿いに位置するこの店舗は、通行人に向けての認知度向上や集客を目的として“GO!VISION”を導入しました。「GO!VISION」の導入にあたって、店舗の運営者からは非常にポジティブな声が寄せられています。
店前が観光客で賑わう通りに面しているため、午前から昼過ぎにかけてはJR奈良駅から奈良公園や春日大社へ向かう観光客向けにアピールし、夕方からは駅に向かう観光客に向けて看板の向きを変更しながら運用しているとのことです。これにより、時間帯ごとの集客戦略が強化されました。従来の紙ポスター看板では表現できなかった動きのある動画コンテンツを表示することで、遠方からでも注目を集めることができ、来客数の増加を実感しています。
特に、スマートフォンから表示内容を簡単に変更できる点は、利便性の向上に大いに寄与しています。今後は、店内の雰囲気や、たこ焼きを調理している音付きのシズル感あふれる映像を放映したいと考えており、訪日観光客向けには多言語表記での案内も検討されています。
「GO!VISION」のサイズは、高さ1576mm、横幅513mm、奥行600mmというコンパクトな設計で、見やすい表示を行います。放映内容は、店舗のInstagramを活用し、随時更新される動画コンテンツが中心です。稼働時間は10時30分から19時頃までで、季節や時期に応じて柔軟に変更が可能です。「たこ焼き八兵衛」では、たこ焼きの生地とソースにこだわり、生地は新鮮なたこの風味を引き出すために独自の配合を採用。外はカリッと、中はとろけるような絶妙な焼き上がりのたこ焼きが人気を呼んでいます。名物の「マヨだくたこ焼き」は、熱々の状態で提供され、食欲をそそります。このような魅力的なメニューとともに、「GO!VISION」による新しい集客施策が、今後店の成長にどれほど貢献するのか、期待が膨らみます。
「GO!VISION」は、屋外対応専用のレンタルハードウェア(専用スタンド含む)によるサービスで、高輝度フルカラーチップLEDが搭載され、鮮明で豊かなコンテンツ表現を可能にしています。設置も簡単で、誰でもDIY感覚で組み立てられ、特別な工事は必要ありません。内蔵された通信SIMを活用し、クラウドサーバーと容易に連携ができるのも大きな特徴です。表示内容の追加や変更がPCやタブレット、スマートフォンから直感的に操作可能で、すぐに反映されるので、集客促進の迅速な対応もできます。さらに、コンテンツ作成に役立つ使い放題の無料素材や、有償でのオリジナルコンテンツ作成サービスも提供されています。安心して利用できるよう、月額費用には平日コールセンターの受付と、万が一故障した際の交換機の用意も含まれています。また、必要に応じて現地組み立てサービスや訪問機器交換サービスも選択可能です。関西地区の観光地で「GO!VISION」が実際にどのように集客に役立つのか、今後の動向に注目が集まります。デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、これからの店舗運営に重要な役割を果たすことが期待されています。
レポート/DXマガジン編集部海道