カイロスマーケティングは2021年6月2日、MA・SFAツール「Kairos3」の機能強化を発表しました。会議ツール「Zoom」と連携し、ウェビナー開催時の利便性を向上しました。
Kairos3は、セミナー参加者などを管理する機能を備えるMA・SFAツール。新型コロナウイルス感染症がまん延する中、セミナー管理機能を利用するユーザーが増加しているといいます。そこで今回、ウェビナー開催時のインフラとして使われることの多い「Zoom」との連携機能を強化しました。
具体的には、Kairos3でウェビナーの予定を登録すると、Zoomのウェビナー開催予定として自動登録します。Kairos3とZoomそれぞれで予定を作成する必要がなくなります。
ウェビナーのタイトルや開催日時、Zoomの視聴URL、パスワードといった情報もKairos3で管理します。Zoomの管理画面から視聴URLやパスワードをコピー&ペーストして申込者に送付せずとも、Kairos3から必要な情報を呼び出せます。「ウェビナー参加者に別のウェビナー視聴用のURLを送ってしまった」というミスも防げます。
申込者情報も連携します。Kairos3に登録したウェビナーの申込者情報を、Zoomの該当のウェビナーに自動登録する機能も追加しました。
一般的なウェビナーの場合、参加者は申込時に氏名やメールアドレスを入力し、ウェビナー参加時にもう1度、Zoom上で氏名やメールアドレスを入力する必要がありました。今回の機能強化ではこうした入力の二度手間を解消し、参加者は受講案内メールの視聴URLにアクセスするだけで、ウェビナーに参加できるようになります。
申込者情報を連携することでウェビナーの運営担当者は、申込時とZoomウェビナー参加時で異なる氏名やメールアドレスが入力されることによる煩雑な出欠管理が不要になります。「ウェビナー開催当日に参加した人が、事前に予約したときの氏名と違って出欠状況が分からない」といった課題を解消します。