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管理職になりたくない理由1位は責任が重いから、管理職昇進の打診は6割が断る/ビズヒッツ調べ

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ビズヒッツは2023年2月3日、「管理職になりたくない理由に関する意識調査」の結果を発表しました。管理職になりたくない男女500人を対象に、なりたくない理由などを聞いています。

 女性に管理職になりたくない理由を聞いた結果が図1です。
図1:【女性】管理職になりたくない理由

図1:【女性】管理職になりたくない理由

 1位は「責任が重い」で、300人中119人が回答しています。以後、「仕事・残業が増える」(86人)、「管理職に向いていない」(52人)、「割に合わないと感じる」(50人)と続きます。責任や負担の重さに耐える自信がないと悩む女性が多いことが窺えます。  そのほか、「割に合わない」「残業代が出ない」などの収入面でメリットを感じられないという回答も多くありました。  男性に管理職になりたくない理由を聞いた結果が図2です。
図2:【男性】管理職になりたくない理由

図2:【男性】管理職になりたくない理由

 1位は「責任が重い」で200人中57人が回答しました。もっとも女性と比べ、その割合は必ずしも高くありません。女性より男性の方が、責任の重さを理由に管理職になりたくないと考える傾向は少ないようです。  2位は「割に合わないと感じる」(53人)、3位は「仕事・残業が増える」(52人)、4位は「人間関係で悩みそう(28人)と続きます。  管理職への昇進を打診されたときの対応を聞いた結果が図3です。
図3:管理職への昇進を打診されたらどうしますか?

図3:管理職への昇進を打診されたらどうしますか?

 結果は「断る」がもっとも多く、60.6%を占めます。2位は「条件次第では引き受ける」(18.8%)、3位は「引き受ける」(12.0%)でした。引き受ける人の中でも「条件次第」という回答が多く、すんなり打診を受け入れる人は少数であることが読み取れます。  調査を実施したビズヒッツは、管理職未経験であれば、心配が思い込みである可能性も示唆します。「自信がない」「向いていない」と感じている人は、自己評価が低いだけで、周りから見れば十分に管理職としてやっていける能力があるのかもしれません。冷静に考え、「やはり今の会社では管理職になりたくない」「でもこのまま会社にいるといつか昇進の打診がくる」と思うなら、転職を検討すべきと同社は考察しています。
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