シーエーシーは2021年4月5日、製薬企業向けクラウドサービス「MR-Navi 統合営業支援クラウド」の提供を開始しました。MRの情報提供活動を支援するための機能をクラウド経由で提供します。クラウド化により、製薬会社はシステム導入の短期化、低価格化を見込めます。
「MR-Navi 統合営業支援クラウド」は、SFA/CRMツール「MR-Navi」、医薬品卸の販売情報の収集・クレンジング・管理機能を備える「実消化ソリューション」、医師などに対してメールを使ったプロモーション活動を実施する「Promotion Mail」で構成するソリューションです。これらに加えて顧客情報を管理するマスタ管理基盤もクラウド化し、SaaSとして提供します。MRの情報提供活動をデジタル化し、コロナ禍でも効率よく医療関係者にアプローチできる体制をつくれるようにします。
データを収集・加工するオプションも用意します。シーエーシーが地方厚生局医療機関データを収集・加工し、施設マスタに初期設定する無償オプションを用意。クラウド導入企業による施設マスタの購入・登録を不要にします。なお、地方厚生局医療機関データは月次のデータ更新に合わせ、システムにも反映されます。
via www.cac.co.jp
同社は今後も、製薬会社を取り巻く環境変化に追随する機能をMR-Navi 統合営業支援クラウドに追加していく考えです。