サンヒルは、クラウド型ワークフロー「X-point Cloud」の導入により、ペーパーレス化を実現し、年間約10,000分の業務時間を削減しました。この導入により、従業員のデジタル化への意識変革を促し、DX推進を実現しました。
サンヒルは、紙の帳票による申請業務の効率化阻害、申請書の回付に時間を要し意思決定の遅滞、紙文化の根強さという三つの課題を抱えていました。これらの課題を解決するために、「X-point Cloud」を導入し、役職設定や承認ルートの条件分岐を柔軟に設定できる点や、既存の紙の帳票レイアウトを画面上で簡単に再現できる点が高く評価されました。また、導入後の経費削減効果も期待されました。現在、サンヒルでは全部署の9部門、全従業員53名が「X-point Cloud」を利用しており、年間の申請回数は1,800回に達しています。従来は、紙の申請書に見積書を貼付する「購入依頼書」が頻繁に回付ミスや差し戻しの原因となっていましたが、「X-point Cloud」の条件分岐機能を活用することで電子化を実現しました。これにより、承認後のデータも全て「X-point Cloud」上に保管され、処理の手間が大幅に削減されました。このような業務効率化の積み重ねにより、年間約10,000分の業務時間が削減されています。
さらに、「X-point Cloud」の導入をきっかけにデジタル化への抵抗感が和らぎ、DXに向けた体制構築も進んでいます。身近な業務である申請業務をデジタル化することで、従業員のデジタル化への意識変革を促し、長年残存していた紙文化を刷新するきっかけとなりました。「X-point Cloud」は、直感的操作で誰にでも使いやすく、まるで紙のようなフォームでスムーズに導入可能なクラウド型ワークフローです。ノーコードと安心のサポート体制で、ペーパーレス化とデータベース化を同時に実現します。稟議をはじめとした申請承認業務の電子化だけでなく、多彩な連携機能と便利な検索・集計機能で業務を効率化し、スピーディーな経営につなげます。
執筆:DXマガジン編集部