電力事業などを展開するUPDATERは2022年6月3日、「ウェルビーイングに対する意識調査」を実施した結果を発表しました。企業の経営者・役員103人を対象に聞いています。
UPDATERが提供する「みんなエアー」は、「空気」(エアー)を切り口として、さまざまな社会課題を解決する事業です。具体的には、空気質調査や計測・管理、空気環境対策機器の販売・リース、空気DXソリューションなどを展開しています。
今回、同事業では、従業員数100名以上の企業の経営者・役員103名を対象に、経営者の「ウェルビーイング」に対する意識調査を行いました。
調査の概要は、以下の通りです。
【経営者の「ウェルビーイング」に対する意識調査】
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2022年4月15日〜2022年4月16日
・有効回答:従業員数100名以上の企業の経営者・役員103名
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2022年4月15日〜2022年4月16日
・有効回答:従業員数100名以上の企業の経営者・役員103名
「ウェルビーイング」って何?【1分で解るDX用語集】 –
DXに関連する言葉の中には聞きなれない用語が少なくありません。DXを語るなら、まずはそれらの用語をきちんと理解することが不可欠。そこでDX初心者向けに、DXにまつわる基本的な用語をやさしく解説します。今回は「ウェルビーイング」。
調査のサマリーとして、以下が挙げられています。
●経営者の7割以上が、「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みの重要性を実感
●取り組みが重要な理由として「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」が最多
●63.1%の企業で、ウェルビーイングの取り組みを実施。重要視する実施手段の第1位は「勤務体制の柔軟化」 以下に、それぞれの結果の概要を紹介します。 ●経営者の7割以上が、「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みの重要性を実感
調査ではまず、「ウェルビーイング」(Well-being:良い状態であること)への取り組みについてたずねました。「自社のウェルビーイングへの取り組みは重要だと思うか」との質問への回答は、以下のような結果になりました。 ・「かなりそう思う」:33.0%
・「ややそう思う」:37.9% 合わせて7割以上(70.9%)が「そう思う」と回答しました。
●取り組みが重要な理由として「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」が最多
●63.1%の企業で、ウェルビーイングの取り組みを実施。重要視する実施手段の第1位は「勤務体制の柔軟化」 以下に、それぞれの結果の概要を紹介します。 ●経営者の7割以上が、「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みの重要性を実感
調査ではまず、「ウェルビーイング」(Well-being:良い状態であること)への取り組みについてたずねました。「自社のウェルビーイングへの取り組みは重要だと思うか」との質問への回答は、以下のような結果になりました。 ・「かなりそう思う」:33.0%
・「ややそう思う」:37.9% 合わせて7割以上(70.9%)が「そう思う」と回答しました。
via minden.co.jp
●取り組みが重要な理由として「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」が最多
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」とした回答者に、その理由をたずねました。その結果、以下のような回答が上位になりました。 ・「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」:69.9%
・「テレワークなど多様な働き方に対する取り組みとして重要だから」:64.4%
Q1で「かなりそう思う」「ややそう思う」とした回答者に、その理由をたずねました。その結果、以下のような回答が上位になりました。 ・「従業員が働きやすい環境を作るのは当然だから」:69.9%
・「テレワークなど多様な働き方に対する取り組みとして重要だから」:64.4%
via minden.co.jp
また、Q2で回答した以外に、ウェルビーイングへの取り組みが重要だと思う理由を、自由回答で答えてもらいました(Q3)。その結果、以下を含め49の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・良い人材の確保のためには、必須の経営テーマになってきている。
・生産性の向上にも貢献すると思うから。
・従業員が健康で安心して働き、やりがいをもって仕事に取り組めるようにすることが役員としての務めと考えている。
・スタッフの多国籍化が進んでいるため。
・企業繁栄のため。
・業務遂行には社員の幸福度が肝心。
・社員満足度維持向上のため。 ●63.1%の企業で、ウェルビーイングの取り組みを実施。重要視する実施手段の第1位は「勤務体制の柔軟化」
ウェルビーイングの取り組みの実施状況を聞いたところ、以下のような回答結果となりました。 「Q4.あなたの企業では「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みを実施していますか。」(n=103)/UPDATER「みんなエアー」調べ
・積極的に取り組んでいる:29.1%
・やや取り組んでいる:34.0%
・あまり取り組んでいない:15.5%
・全く取り組んでいない:21.4% 「積極的に取り組んでいる」「やや取り組んでいる」とした回答者に、その実施手段をたずねたところ、以下が上位の回答となりました。 ・「勤務体制の柔軟化(フレックスタイム制など)」:67.8%
・「メンタルヘルス向上の施策」:64.7%
・「社内コミュニケーション向上の施策」:53.9%
・「健康管理の実施」:53.9%
・良い人材の確保のためには、必須の経営テーマになってきている。
・生産性の向上にも貢献すると思うから。
・従業員が健康で安心して働き、やりがいをもって仕事に取り組めるようにすることが役員としての務めと考えている。
・スタッフの多国籍化が進んでいるため。
・企業繁栄のため。
・業務遂行には社員の幸福度が肝心。
・社員満足度維持向上のため。 ●63.1%の企業で、ウェルビーイングの取り組みを実施。重要視する実施手段の第1位は「勤務体制の柔軟化」
ウェルビーイングの取り組みの実施状況を聞いたところ、以下のような回答結果となりました。 「Q4.あなたの企業では「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みを実施していますか。」(n=103)/UPDATER「みんなエアー」調べ
・積極的に取り組んでいる:29.1%
・やや取り組んでいる:34.0%
・あまり取り組んでいない:15.5%
・全く取り組んでいない:21.4% 「積極的に取り組んでいる」「やや取り組んでいる」とした回答者に、その実施手段をたずねたところ、以下が上位の回答となりました。 ・「勤務体制の柔軟化(フレックスタイム制など)」:67.8%
・「メンタルヘルス向上の施策」:64.7%
・「社内コミュニケーション向上の施策」:53.9%
・「健康管理の実施」:53.9%
via minden.co.jp
また、「積極的に取り組んでいる」「やや取り組んでいる」とした回答者に、Q5以外で実施している手段を自由回答で聞きました。以下を含め、40の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・ストレスチェック。
・社会保険労務士や産業医と契約し、社員が相談しやすい環境作り。
・幸福度ヒアリング。
・専門家との連携。
・他社の事例を参考に検討。
・医療機関に相談し、定期的にアドバイスを受けるなど。 また、「積極的に取り組んでいる」「やや取り組んでいる」とした回答者に、ウェルビーイングへの取り組みによって「従業員の幸福度が変化したと思うか」たずねました。 「Q7.「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みで、従業員の幸福度は目にみえるように変化したと思いますか。」(n=65)/UPDATER「みんなエアー」調べ
・かなりそう思う:29.2%
・ややそう思う:46.2%
・あまりそう思わない:15.4%
・全くそう思わない:1.5%
・わからない/答えられない:7.7% 「ややそう思う」「かなりそう思う」を合わせて75.4%が「そう思う」と回答しました。 ●「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みができていない理由、「自社に合う取り組みがわからない」が39.5%で最多
Q4で「あまり取り組んでいない」「全く取り組んでいない」とした回答者に、「ウェルビーイングへの取り組みができていない理由」を聞きました。その結果、以下が上位の回答となりました。 ・「自社に合う取り組みがわからない」:39.5%
・「ウェルビーイング(Well-being)を実現する具体的なサービスがわからない」:28.9%
・現場への落とし込み方がわからない:15.8%
・ストレスチェック。
・社会保険労務士や産業医と契約し、社員が相談しやすい環境作り。
・幸福度ヒアリング。
・専門家との連携。
・他社の事例を参考に検討。
・医療機関に相談し、定期的にアドバイスを受けるなど。 また、「積極的に取り組んでいる」「やや取り組んでいる」とした回答者に、ウェルビーイングへの取り組みによって「従業員の幸福度が変化したと思うか」たずねました。 「Q7.「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みで、従業員の幸福度は目にみえるように変化したと思いますか。」(n=65)/UPDATER「みんなエアー」調べ
・かなりそう思う:29.2%
・ややそう思う:46.2%
・あまりそう思わない:15.4%
・全くそう思わない:1.5%
・わからない/答えられない:7.7% 「ややそう思う」「かなりそう思う」を合わせて75.4%が「そう思う」と回答しました。 ●「ウェルビーイング(Well-being)」への取り組みができていない理由、「自社に合う取り組みがわからない」が39.5%で最多
Q4で「あまり取り組んでいない」「全く取り組んでいない」とした回答者に、「ウェルビーイングへの取り組みができていない理由」を聞きました。その結果、以下が上位の回答となりました。 ・「自社に合う取り組みがわからない」:39.5%
・「ウェルビーイング(Well-being)を実現する具体的なサービスがわからない」:28.9%
・現場への落とし込み方がわからない:15.8%
via minden.co.jp
最後に、従業員の「ウェルビーイングの状態」を可視化できるサービスがあったら「利用したいと思うか」聞きました。 その結果、「かなりそう思う」(24.3%)、「ややそう思う」(42.7%)を合わせて67.0%が、「そう思う」と回答しました。
via minden.co.jp
より良い人材の獲得や企業の質をさらに高めるためには、従業員のウェルビーイング(Well-being)の向上は、今取り掛かるべき項目だと、調査では結論付けています。
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