あのデジタルペットが指先に?バンダイが放つ全長28mmの指輪型デバイス。カラー液晶を搭載しながら、なぜここまで極小化できたのでしょうか。そこには2年の歳月をかけた驚異的な部品削減の裏側がありました。
内部構造を根本から見直したハードウェアの最適化
株式会社バンダイは、30周年を迎えるシリーズの最新作として、指にはめて操作できる全長28mmのリング型デバイスを受注開始しました。価格は7,700円です。初代の約56%というサイズでありながら、0.56インチのカラー液晶を搭載しています。過去のカラー機は消費電力の課題から乾電池駆動となり大型化する歴史がありましたが、今回は2年の開発期間を経て大幅なダウンサイジングを実現しました。
今回の極小化を支えているのが、内部構造の大胆な見直しです。充電部分にシリーズ初となる新構造を取り入れ、内部スペースを極限まで削減しました。さらにUSBコネクタの保護回路を短く調整することで、過去最少の設計に成功しています。最新機種で116個あった部品数は、電子部品52個とプラスチックパーツ12個の合計64個にまで絞り込まれました。
歴代の人気キャラクター30体を育成できる本商品は、専用充電器ケースを用いた新しい運用スタイルを提案しています。ボールチェーンから腕時計型へと進化を続けてきた同シリーズですが、今回の指輪型への移行は、部品数を最新機種の116個から64個へと大幅に削減した、ハードウェア設計の最適化によるものです。本商品は2026年8月27日よりプレミアムバンダイにて受注を開始し、2027年2月にお届け予定となっています。
見解として、限られた空間にカラー液晶と充電回路を収める実装技術は、IoTデバイス開発に重要な示唆を与えます。無駄を削ぎ落とす徹底した構造設計は、精密な日本のものづくりの強みを改めて証明しています。
詳しくは「株式会社バンダイ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















