米スーパーマーケット大手Albertsons CompaniesはOpenAIとの連携を拡大し、傘下のSafewayでChatGPTを活用した新しい買い物体験を展開します。献立の相談から商品探し、カート作成までをChatGPT上で進め、Safewayでの購入につなげます。
「4人でピザを食べたい」から商品選びまでAIが支援
新しいSafewayのChatGPT体験では、レシピや写真、デジタルの買い物リストのほか、自然な言葉から買い物を始められます。
例えば「4人分のピザナイトを計画して」「デリの商品で簡単な夕食を考えて」と相談すると、ChatGPTが関連する商品や割引情報を提示し、カート作成を支援。その後、Safewayでの決済へ案内します。
「何を買うか」を決めてから商品を検索する従来型のECだけでなく、「今日何を食べるか」という曖昧な相談からAIと一緒に買い物を組み立てられるのが特徴です。
今後はSafewayだけでなく、Albertsons、Vons、Jewel-Osco、Shaw’s、ACME、Tom Thumbなどのブランドへの展開も計画されています。
店舗の裏側でもAI活用
Albertsons Companiesは2,200店以上を展開し、週3,600万人以上の顧客にサービスを提供しています。
顧客向けだけでなく、ChatGPT EnterpriseやOpenAI APIなどを活用し、デジタルショッピング、店舗運営、商品施策、顧客体験など幅広い領域でAI活用を進めています。
商品担当者向けには、予測モデルと生成AIを組み合わせ、データに基づく商品提案や販促に関するインサイトを提供し、意思決定を支援する取り組みも進めています。
見解として、今回注目されるのは、生成AIがECサイトを探すための補助ツールではなく、購買行動そのものの「入口」になり始めている点です。「商品名を検索する」から「やりたいことをAIに相談する」へと入口が変われば、小売企業にとって商品をどのようにAIに提案してもらうかも、新たな顧客接点の設計要素になっていきそうです。
詳しくは、OpenAIの公式発表まで。
レポート/DXマガジン編集部





















